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J-GLOBAL ID:201602218832728732   整理番号:16A0112310

オゾン処理による水溶液中のブラウンキトオリゴマーの脱色

Decolorization of Brown Chitooligomers in Aqueous Solution by Ozonation
著者 (6件):
資料名:
巻: 37  号:ページ: 489-494  発行年: 2015年11月 
JST資料番号: C0746A  ISSN: 0191-9512  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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最近,キトオリゴマーは抗酸化活性のような各種の新規な生物学的活性を示すことが実証された。さらにキトオリゴマーは細胞内の反応性ラジカル種の浄化に効果的であることが報告されている。キトオリゴマーを得る多くの方法が提案されているが,ブラウニングが問題となっている。本研究の目的はオゾン処理によるブラウンキトオリゴマーの脱色について検討することである。ここでは水溶液中のブラウンキトオリゴマーのオゾン処理による脱色に関する化学的な技術を提案した。実験では2%(w/v),1 Lのブラウンキトオリゴマー溶液を直径11 cm,高さ20 cmの円筒形リアクタ内に満たし,塩酸で溶液のpHを変化させながら,多孔性散気装置を介してオゾン/酸素の混合気体を導入した。脱色の評価はキトオリゴマーとブラウンキトオリゴマーによる267nmの紫外光の吸収の比を使用した。反応時間,溶液のpHが脱色へ与える影響,オゾン処理がキトオリゴマーの脱重合へ与える影響を実験的に評価し,以下の結論を得た。オゾン処理により,溶液中のブラウンキトオリゴマーの脱色を実現したが,キトオリゴマーは僅かに脱重合された。ブラウンキトオリゴマーを脱色するために,溶液のpHを2.93以下に保つ必要があった。キャラクタリゼーションを行った結果,オゾン処理はキトオリゴマーの化学構造に顕著な変化をもたらさなかった。オゾン処理によるブラウンキトオリゴマーの脱色は多糖類の研究と応用で重要な役割を持つ。
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分類 (3件):
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酸化,還元  ,  多糖類  ,  用水の化学的処理 
タイトルに関連する用語 (3件):
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