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J-GLOBAL ID：201602219008884712   整理番号：16A0413484

-草地生態系の多面的機能と環境保全-日本の採草地の温室効果ガス収支-物質循環に立脚した草地管理の重要性-

著者 (2件)： 森昭憲 (農業技術研究機構 畜産草地研) ,  宮田明 (農業環境技術研)
資料名： 日本草地学会誌  (Japanese Journal of Grassland Science)
巻： 62  号： 1  ページ： 29-32  発行年： 2016年04月15日 
JST資料番号： Y0119B  ISSN： 0447-5933  CODEN： NSGIDM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 物質循環に立脚した草地管理が,温暖化緩和に寄与することを解説した。土壌有機物分解や窒素施肥に伴う亜酸化窒素発生量は,気温や降水量の影響を受けるため地点ごとにことなるが,亜酸化窒素発生量が温室効果ガス収支に影響を及ぼすことが確認された。カリウムは全ての堆肥から供給され,窒素とリンの不足分を化学肥料で補うことが,施肥法の基礎である。牛ふん堆肥からの窒素供給量は,堆肥の連用年数とともに増加するため,窒素施肥量は毎年,段階的に削減できる。

シソーラス用語： 放出 ,  *減少 ,  酸化二窒素 ,  土壌有機物 ,  施肥 ,  *窒素肥料 ,  堆肥 ,  *栽培管理 ,  *牧草地
準シソーラス用語： 亜酸化窒素 ,  *温室効果ガス削減 ,  温室効果ガス排出 ,  牛糞堆肥 ,  *草地管理 ,  窒素施肥 ,  土壌有機物質

分類 (1件)： 飼料作物,草地  (FC03050J)

タイトルに関連する用語 (10件)： 草地 ,  生態 ,  環境保全 ,  日本 ,  採草地 ,  温室効果ガス ,  収支 ,  物質循環 ,  草地管理 ,  重要性