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J-GLOBAL ID:201602219111032059   整理番号:16A0215070

レーザアブレーション-誘導結合プラズマ質量分析法によるセラミックス製品中の微量元素の分析と法科学的異同識別への応用

Forensic discrimination of ceramics by laser ablation-Inductively coupled plasma mass spectrometry
著者 (2件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 35-45 (J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: L4119A  ISSN: 1880-1323  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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レーザアブレーション-誘導結合プラズマ質量分析法(LA-ICP-MS)では,固体試料を用いて含有微量元素を直接分析することが可能である。LA-ICP-MS法をセラミックス製品の異同識別に利用できるか否かの研究を行った。セラミックス製品のうち,身近に存在し,かつその破片が法科学鑑定,検査の対象になる可能性が高い食器類,23点を試料とした。試料に含まれる微量元素をLA-ICP-MSで分析し,各元素に相当する信号強度を規格化し,異同識別のための指標を得た。信号強度比を指標に用いて異同識別が可能であることがわかった。単一の指標では識別力が不十分であったが,複数の指標を組み合わせることにより,異同識別力の向上を図ることが可能であった。組み合わせ数をもとに本法の異同識別力の評価を行った。
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分類 (3件):
分類
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無機物質中の元素の物理分析  ,  質量分析  ,  セラミック・磁器の性質 
引用文献 (42件):
  • 1) 杉田律子,鈴木康弘,鈴木真一,丸茂義輝,温度変化法によるガラス屈折率測定法の検討と自動車フロントガラスの異同識別への応用.日本鑑識科学技術学会誌,2, 89-94, 1997.
  • 2) 杉田律子,鈴木康弘,鈴木真一,丸茂義輝,温度変化法によるガラス屈折率検査法.科学警察研究所報告法科学編,51, 84-87, 1998.
  • 3) 鈴木康弘,笠松正昭,杉田律子,鈴木真一,丸茂義輝,屈折率測定による板ガラスの異同識別.日本鑑識科学技術学会誌,5, 85-95, 2001.
  • 4) Suzuki Y., Kasamatsu M., Suzuki S., Nakanishi T., Takatsu M., Muratsu S., Shimoda O., Watanabe S., Nishiwaki Y. and Miyamoto N., Forensic discrimination of sheet glass by a refractive-index measurement and elemental analysis with synchrotron radiation X-ray fluorescence spectrometry. Anal. Sci., 21, 855-859, 2005.
  • 5) 伊藤さよ,佐藤高広,山下珠希,鈴木康弘,機器分析がガラス屈折率に与える影響.日本法科学技術学会誌,19, 133-137, 2014.
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