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J-GLOBAL ID：201602219127739919   整理番号：16A0800155

PM2.5などの影響を検証する 能登半島で観測した越境輸送PAHから見た中国の大気環境

著者 (3件)： 唐寧 (金沢大) ,  鳥羽陽 (金沢大) ,  早川和一 (金沢大)
資料名： クリーンテクノロジー  (Clean Technology)
巻： 26  号： 9  ページ： 23-25  発行年： 2016年09月10日 
JST資料番号： L1138A  ISSN： 0917-1819  CODEN： KTEKER  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 多環芳香族炭化水素(PAH)はPM2.5の構成成分であり,PAHには発がん性や変異原性を有しているものが多い。大気中PAH濃度の変遷とその要因を明らかにすることは,将来的な汚染対策・規制の検討,対策の有効性評価において重要である。本研究では,金沢大学能登大気観測スーパーサイト・輪島測定局で2004年より2014年までに継続観測した大気中PAHを分析して解析し,中国の大気汚染の変遷を明らかにする目的で調査を行った。その結果,2009年以後は中国から長距離輸送される大気中PAH濃度が年々減少傾向にあった。この理由として,中国政府が既に先進国の環境政策を取り入れながら,大気汚染改善に努めている効果が現れ始めたことが考えられている。

シソーラス用語： *PM2.5 ,  浮遊粒子状物質 ,  大気汚染 ,  *芳香族縮合炭化水素 ,  石川県 ,  連続計測 ,  *気象観測 ,  長距離輸送【大気】 ,  経時変化 ,  環境政策 ,  発癌物質 ,  環境基準
準シソーラス用語： PM2.5【微粒子】 ,  多環芳香族炭化水素 ,  PAH【汚染物質】 ,  能登半島 ,  大気観測 ,  越境大気汚染 ,  中国大陸 ,  経年変動

分類 (1件)： 粒状物調査測定  (SB03060E)

タイトルに関連する用語 (7件)： 検証 ,  能登半島 ,  観測 ,  越境輸送 ,  PAH ,  中国 ,  大気環境