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J-GLOBAL ID:201602219129594789   整理番号:16A0063125

四川盆地の東部と西部ブロック間のマントル地殻における構造の違い【Powered by NICT】

Differences of structure in mid-lower crust between the eastern and western blocks of the Sichuan basin
著者 (5件):
資料名:
巻: 58  号:ページ: 2413-2423  発行年: 2015年 
JST資料番号: B0627A  ISSN: 0001-5733  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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四川盆地,中部-上部揚子クラトンの主要部,始生代以降の長期発達史を経験している。それは,新原生代後期における華夏(カタイシア)地塊衝突安定ブロックと見なされている。中国における最大で最も複雑な始生代クラトンの一つとして,揚子江クラトンは始生代~古原生代の結晶質基盤岩(主としてカバー)の西部と南西部縁辺部と中期原生代後期から初期原生代しゅう曲帯に囲まれた3George地域,局所的には新原生代中期弱変成地層と原生代後期変成震たん系及び顕生代被覆層に不整合で覆われるが表出していた。これらの地層は,堆積岩の下の下部地殻の性質と分布特性の理解を制限している。重力異常は,全体的広域構造を明らかにすることができる。本論文では,堆積岩によって誘起された重力異常とモホ面下のマントルを除去することにより,中-下部地殻の重力異常を求めた。表面上で測定された重力異常は,多くの可能性のある起源,地殻中で界面により起こる堆積,構造,質量過剰または欠陥を含んでいる。最初に,著者らは,モホ面の深さと堆積物厚さ等高線再サンプリングおよび収集した深部地震プロファイルを内挿して求めた。次に,堆積岩によって誘起された重力異常とモホ面下のマントルを除去することにより,中-下部地殻の重力異常を求めた。四川盆地の下部地殻は-32~-206mGal範囲の重力異常,不規則に分布している。それは重慶ファイング線で囲まれた西部及び東部部分に分けることができる。西部では,2種類の高重力異常閉鎖,ネイジャングMacheng,Nanchong Kauling中心であった。最大異常値は170mGalに達する。東部では,最高値として170mGalのみ異常閉鎖である。従って,重慶ファイング線の両側に四川盆地の重力異常構造は異なっている。深部地震反射探査と他の地球化学的および地球物理学的データと組み合わせて,東部と西部の間の下部地殻の境界は重慶ファイング線,揚子江ブロック直下の2大陸核であることを示している可能性があることを提案した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
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地殻・上部マントルの構造・組成  ,  地質構造・テクトニクス 
タイトルに関連する用語 (3件):
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