文献
J-GLOBAL ID:201602219196779530   整理番号:16A0145319

二枚貝類の筋基底パターンを推定する:ホタテ貝類であるコブナデシコガイNodipecten nodosusの筋形成

Inferring muscular ground patterns in Bivalvia: Myogenesis in the scallop Nodipecten nodosus
著者 (4件):
資料名:
巻: 12  号: Dec  ページ: 12:34 (WEB ONLY)  発行年: 2015年12月 
JST資料番号: U7029A  ISSN: 1742-9994  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
背景:解剖学的および機能的課題を理解するため,ならびに進化的疑問へ貢献するため,筋形成が蛍光標識,共焦点顕微鏡および三次元イメージングを含む複合技術を用いることで非脊椎動物分類群メンバーにおいて現在も研究されている。二枚貝類の肉眼的形態に関する発生研究が広範囲に続行されているが,筋発生を含む器官形成はいまだほとんど研究されていない。結果:本研究は,光学顕微鏡法,電子顕微鏡法および共焦点顕微鏡法の手法により幼生および変態後期期間でのホタテ貝類コブナデシコガイNodipecten nodosus(Linnaeus,1758)の詳細な筋形成を記述する。被面子幼生筋肉系は,筋性軟口蓋リトタクタの4つの分岐対と2対の筋性腹側幼生リトラクタに加え,閉殻アダクタにより構成される。有足被面子幼生段階は,将来的な成体管リトラクタ,マントル(外套)筋ならびにその両方が平滑および筋性部分を構成する前方および後方閉殻リトラクタとなる軟口蓋リトタクタを構成するかなり複雑な筋組織を示す。変態期間中に全ての幼生リトラクタは前方アダクタとともに分解されて成体単筋型(monomyarian)状態となり,そのために後方アダクタは両方の筋線維型を維持する。3つの筋群,すなわち後方アダクタ,腹側リトラクタ,および外套筋群は変態以前に遡る起源を有し,そしてそれらはその後にリモデルされる。結論:著者らのデータは,双筋型状態(すなわち成体における前方および後方アダクタの存在)がイタヤガイ科貝類の基底状態であることを提示する。二枚貝全体に対する筋形成の比較解析は,最新の二枚貝共通祖先の幼生リトラクタ筋の複雑なセットと同様に,幼生リトラクタが成体筋組織から個体発生的および進化的に独立していることを強く主張する。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
発生と分化  ,  筋肉  ,  動物形態学・解剖学一般 

前のページに戻る