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J-GLOBAL ID:201602219281566163   整理番号:15A1351695

高原ナキウサギ(Ochotona curzoniae)心筋における精子特異的乳酸デヒドロゲナーゼ遺伝子Ldhcの発現と嫌気的解糖に及ぼすその影響【Powered by NICT】

The expression of the sperm-specific lactate dehydrogenase gene Ldh-c in plateau pika (Ochotona curzoniae) cardiac muscle and its effect on the anaerobic glycolysis
著者 (6件):
資料名:
巻: 67  号:ページ: 312-318  発行年: 2015年 
JST資料番号: C2190A  ISSN: 0371-0874  CODEN: SLHPAH  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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高原ナキウサギ(Ochotona curzoniae)は低酸素高原環境に強い適応性を持つ。精子特異的乳酸デヒドロゲナーゼ(LDH C_4)遺伝子Ldhcは,高原ナキウサギ心筋で発現していることを見出した。高原ナキウサギ心筋における嫌気的解糖に及ぼすLDH C_4の影響を明らかにするために,20ナキウサギを無作為に阻害剤群と対照群に分け,各群のサンプルサイズは10であった。阻害剤群のナキウサギは後肢の大腿二頭筋,各脚500μLで,特異的LDH C_4阻害剤,1mLの1mol/LN-イソプロピル オキサマートを注射した。対照群のナキウサギは生理食塩水(0.9% NaCl)の同じ体積を注入した。高原ナキウサギ心筋におけるLdhc遺伝子のmRNAと蛋白質発現レベルはリアルタイムPCRとウエスタンブロットにより決定した。LDH(乳酸デヒドロゲナーゼ)活性,筋と心筋の乳酸(LD)とATPの含量は阻害剤群と対照群の間で比較した。結果は,1)Ldhc mRNAおよび蛋白質の発現レベルは0.47±0.06と0.68±0.08であったことを示した。2)大腿二頭筋の1mLの1mol/LN-イソプロピル オキサマートの注射後30分,血中N-イソプロピル オキサマートの濃度は0.08mmol/Lであった;3)阻害剤群と対照群の心筋における,LDH活性は(6.18 ± 0.48)mgと(9.08 ± 0.58)mgであった,LDの含有量は(0.21 ± 0.03)mmol/gと(0.26 ± 0.04)mmol/gであった,ATPの含有量は(4.40 ± 0.69)nmol/mgと(6.18 ± 0.73)nmol/mg(P < 0.01)した。5)LDH,LDとATPに対するN-イソプロピル オキサマートの阻害率はそれぞれ31.98%,20.90%と28.70%であった。結果はLdhcは,高原ナキウサギの心筋における発現,ナキウサギ心筋はLDH C_4触媒嫌気性解糖,酸素への依存性を減少させ,低酸素環境への適応を促進するによるその活性の少なくとも28%ATPを得る可能性があることを示唆した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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循環系の基礎医学 
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