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J-GLOBAL ID:201602219316137600   整理番号:16A0018490

樹冠測定具「天望鏡(てんぼうきょう)」の開発とその正確度ならびに精度の1事例

Development of a new tree crown measurement tool, the Ten-bou-kyou, and a case study of its accuracy and precision.
著者 (3件):
資料名:
巻: 24  号:ページ: 29-33  発行年: 2015年08月31日 
JST資料番号: L2858A  ISSN: 1342-9493  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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樹冠投影図の作成や樹冠直径など,樹冠の水平方向の広がりを測定する方法としては,航空写真を用いた計測や林内での目測が一般的である。しかし,それらの方法の正確度や精度は数mから数十cm程度と推察される。林内において,非破壊で樹冠の水平方向の広がりを測定するには,任意の方向の手の届かない上方にある枝先の鉛直下を特定する必要がある。そこで,地上で枝先の鉛直下を特定する樹冠測定具「天望鏡(てんぼうきょう)」を開発した。天望鏡の正確度と精度を検証するために,手の届かない高さ(4.45m)に設定した目標をランダムに移動させて100回測定し,天望鏡を用いた地上での計測値と4.45mでの実測値を比較した。その結果,計測値と実測値との差は-1cmから4cmの範囲で,平均値は1.8±1.0cmであった。従って,計測値の正確度は1.8cmと正のバイアスがかかっていたものの,手の届かない高さの目標の鉛直下を±1.0cmの精度で測定することが可能であることが明らかとなった。(著者抄録)
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分類 (1件):
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測樹学 
引用文献 (10件):
  • 化学同人編集部 (2007) 実験データを正しく扱うために. 119pp. 化学同人, 京都.
  • 梶原幹弘 (1974) シュピーゲルレラスコープによる樹冠の測定について. 日林誌 56(3): 105-107.
  • 紙谷智彦 (1999) 樹木位置図と樹冠投影図の作成法. 森林立地調査法(森林立地学会編), pp.57-58. 博友社, 東京.
  • 鞠子茂 (2002) 第2章 植物群落の構造・組成調査法 第1節 植物群落の構造調査 3.樹冠投影図. 地球環境調査計測事典第1巻陸域編① (竹内均監修), pp.717-719. フジ・テクノシステム, 東京.
  • 大隅眞一 (2001) 森林計測学講義. 287pp. 養賢堂, 東京.
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