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J-GLOBAL ID:201602219324771025   整理番号:16A0194454

MMR癌バイオマーカー検出に関する層状複水酸化物に基づく免疫センサの開発

Development of an Immunosensor Based on Layered Double Hydroxides for MMR Cancer Biomarker Detection
著者 (8件):
資料名:
巻: 14  号: 7/8  ページ: 688-693  発行年: 2015年10月 
JST資料番号: W1381A  ISSN: 1536-1241  CODEN: ITMCEL  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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癌炎症プロファイルの研究のための潜在的バイオマーカーとして,マクロファージマンノース受容体(MMR,CD206)を選択し,層状複水酸化物(LDH)に基づく免疫センサを開発した。エンドサイトC型レクチン受容体に類似して,MMRは望ましくないマンノース糖蛋白質の捕捉により,免疫ホメオスタシスにおいて重要な役割を果たした。それは腫瘍微小環境におけるそれの特に高い発現によりますます関心を集めている。間質細胞vs腫瘍細胞の検出に関するMMRへの特異的抗体に基づく免疫センサの開発に対して大きな関心が存在する。この研究において,高感度のMMR癌スクリーンプリント電極(SPE)免疫センサの実現可能性を研究した。商業化SPEの作用電極をLDHナノ材料の薄層への特異的抗体(抗MMR)の固定化により改変した。LDHの構造的,形態的及び表面性質を,X線回折,原子間力顕微鏡法及びATR-IR分光法により研究した。サイクリックボルタンメトリー法を用いて,開発した免疫センサへのヒト組換MMR蛋白質(rHu-MMR)と固定化抗体の間の相互作用を研究した。-11.72μA/ng.mL-1の高い特異的応答(R2=0.994の相関係数)を,特異的組換抗原の0.05ng/mL~10.0ng/mLの線形範囲において得た。検出限界(LOD)は15.0pg/mL未満であった。これらの優れた結果から,癌の電気化学免疫センサの実現可能性を証明した。患者のバイオプシー及び血清におけるヒトMMRの検知に対してこれらの抗MMRに基づく免疫センサを使用するために,免疫センサの安定性及び再現性を研究する更なる実験は実施されるべきである。
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分類 (3件):
分類
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分析機器  ,  抗原・抗体・補体一般  ,  基礎腫よう学一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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