文献

J-GLOBAL ID：201602219439475500   整理番号：16A0004560

自然言語処理技術の現状と展望 エラー分析プロジェクトを通して 2.自然言語処理技術の概要

著者 (2件)： 乾健太郎 (東北大) ,  関根聡 (ニューヨーク大)
資料名： 情報処理  (IPSJ Magazine)
巻： 57  号： 1  ページ： 6-9  発行年： 2015年12月15日 
JST資料番号： G0427A  ISSN： 0447-8053  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 自然言語処理技術の基本的事項について紹介した。自然言語処理への期待は大きく2つある。1つは膨大な言語データに対する情報アクセスである。大量の文書を高速に読みこなし,内容を解析する技術があれば,膨大な情報の分析や有効活用ができる。情報検索,情報抽出,テキストマイニング,文書要約など様々な応用技術が研究,商用化されている。もう1つは人間と機械とのコミュニケーションである。音声認識精度が向上し,音声対話アプリが多くのユーザを獲得している。また機械翻訳の研究も実用化されつつある。本稿では,形態素解析や固有表現抽出,構文解析,述語項構造解析などの自然言語処理の基本タスクについて解説した後,応用タスクの例として意見マイニングについて説明した。また,経験的手法による言語処理や大規模知識獲得の可能性についても述べた。

シソーラス用語： *自然言語処理 ,  形態素解析 ,  情報抽出 ,  構文分析 ,  意味解析 ,  機械翻訳
準シソーラス用語： 固有表現抽出 ,  語義曖昧性解消

分類 (1件)： 自然語処理  (JE06000L)

タイトルに関連する用語 (6件)： 自然言語処理 ,  現状 ,  展望 ,  エラー分析 ,  プロジェクト ,  概要