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J-GLOBAL ID：201602219448665665   整理番号：16A0062786

外国人労働者受入れのあり方 日本で働く移住労働者をめぐる現状と課題

著者 (1件)： 高谷幸 (岡山大 大学院社会文化科学研究科)
資料名： 労働の科学  (Digest of Science of Labour)
巻： 70  号： 12  ページ： 708-711  発行年： 2015年12月01日 
JST資料番号： G0395A  ISSN： 0035-7774  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 移住労働者の現状から技能実習についての問題を取り上げ,移民を日本社会に統合するための政策の欠如が移住労働者を不安定雇用のまま放置させてしまったことを示す。人材育成を通じた途上国支援の名目で始まった技能実習制度だが,縫製など人手不足に悩む中小零細企業が受入れ先となり,非常に低い労働条件で移住労働者を搾取する結果となった,転職の自由はなく,強制帰国,私生活の制限,送り出し国での保証金徴収などの批判を浴びているのに,政府はこの制度を拡充しようとしている。日本は今や移住労働者を惹きつける国ではなく,移住労働者を求めた時に来てくれる労働者がいないという心配もある。

シソーラス用語： *労働者 ,  人材育成 ,  労働条件 ,  *国家政策 ,  *雇用 ,  企業 ,  貨幣 ,  *実習
準シソーラス用語： *移民政策 ,  *外国人労働者 ,  *技術実習 ,  保証金 ,  零細企業

分類 (1件)： 職務管理  (KA04020I)

タイトルに関連する用語 (6件)： 外国人労働者 ,  受入れ ,  日本 ,  移住 ,  労働 ,  現状