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J-GLOBAL ID:201602219542290292   整理番号:16A0215915

補給栄養実験により調べた集団低減を経験したウトウCerorhinca monocerataのヒナにおける巣立ちの引き金

The triggers of fledging in Rhinoceros Auklets Cerorhinca monocerata chicks when they experienced mass recession, examined by a supplementary feeding experiment
著者 (5件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 15-21 (J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: L4620A  ISSN: 1347-0558  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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より年上の,またはより重いウトウCerorhinca monocerataのヒナが,巣立ち前の集団低減の間,それらの巣に残ることはありそうにない。より年上の,またはより重いヒナはより長い翼を持つが,巣立ちにおける翼長の個体間の変動は小さい。ヒナが集団低減を経験したとき,巣立ちの直接の引き金を候補の混合から同定するため,筆者らはヒナが入っている30の巣箱を選択し,成長率のそれらの変動を拡大する試みとして,それらの半数に30~60gの補給食餌を提供した。ヒナが巣立ちに必要な最低限の翼長に達したとき(130mm),筆者らは,巣箱の入り口のハッチを閉じることにより全ての給餌(補給的および親による)を停止し,これにより集団低減を刺激し,巣立ちを誘導するした。これらの処理により,筆者らは巣立ちのタイミング(=集団低減の期間)が閾値サイズに翼長が達することだけで引き金を引かれるのか,それともより若い年齢のピーク質量,あるいはより軽いピーク体質重により遅延されるのかを調べた。本結果は,翼長における個体間の小さな変動に関わらず,より若いヒナは巣立ち前集団低減の開始時により年上のヒナよりも長く巣に留まったことを示す。集団低減の期間における年間の変動も検出されたが,体質量は巣立ちの引き金を引かなかった。基底コルチコステロンレベルの測定は,コルチコステロンレベルと,測定日と巣立ち日の間の日数の間の負の傾向を示した。
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分類 (1件):
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個生態学 
物質索引 (1件):
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引用文献 (32件):
  • Astheimer LB, Buttemer WA & Wingfield JC (1992) Interactions of corticosterone with feeding, activity and metabolism in passerine birds. Ornis Scand 23: 355-365.
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  • Bertram DF, Welham CVJ & Ydenberg RC (1996) Flexible effort in breeding seabirds: adjustment of provisioning according to chick age and mass. Can J Zool 74: 1876-1881.
  • Burnham, KP & Anderson DR (1998) Model selection and inference: a practical information-theoretic approach. Springer, New York.
  • Clark CW & Ydenberg RC (1990) The risk of parenthood II. Parent-offspring conflict. Evol Ecol 4: 312−325.
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