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J-GLOBAL ID:201602219618729456   整理番号:16A0639802

高分子化イオン液体(ポリイオン液体)微粒子の合成

Preparation of Poly(ionic liquid) Particles
著者 (2件):
資料名:
巻: 89  号:ページ: 219-225  発行年: 2016年07月20日 
JST資料番号: F0174A  ISSN: 0010-180X  CODEN: SKYOAO  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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室温においても溶融状態の塩であるイオン液体はイオン伝導性や二酸化炭素吸収能,炭素材料に対する分散安定剤などの機能性を有した材料としての応用展開が期待され,力学特性や加工性などの観点から液体状態だけでなく,重合基をもったイオン液体モノマーを用いたポリイオン液体が注目されている。ところで高分子微粒子は,従来,溶媒に分散した状態でインク,塗料や接着剤などに用いられ,粒子同士が融着した皮膜形態として利用されている。しかしながら,近年では医薬分野における薬物輸送担体や電子ペーパーの表示材料など微粒子形態での機能性材料としての利用に向けて,多様な機能性付与が要求されている。上記のように多様な機能性を有するポリイオン液体を微粒子化することで,高分子微粒子材料の適応範囲拡大が期待できる。本稿では,著者らの研究を中心にポリイオン液体微粒子材料合成に関する最近の研究を紹介する。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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単独重合  ,  高分子と低分子との反応 
引用文献 (43件):
  • 1)N. V. Plechkova, K. R. Seddon: Chem. Soc. Rev., 37, 123 (2008).
  • 2)J. P. Hallett, T. Welton: Chem. Rev., 111, 3508 (2011).
  • 3)J. S. Wilkes: Green Chemistry, 4, 73 (2002).
  • 4)S. Hayashi, H. Hamaguchi: Chem. Lett., 33, 1590 (2004).
  • 5)C. M. Gordon, J. D. Holbrey, A. R. Kennedy, K. R. Seddon: J. Mater. Chem., 8, 2627 (1998).
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