文献
J-GLOBAL ID:201602219736689004   整理番号:16A0427596

ビーム回転TEM-EDXS統計解析法を用いたM型六方晶フェライト中の複数Feサイトを置換した添加Coの占有サイトの定量的決定方法

Quantitative determination of occupation sites of trace Co substituted for multiple Fe sites in M-type hexagonal ferrite using statistical beam-rocking TEM-EDXS analysis
著者 (5件):
資料名:
巻: 65  号:ページ: 127-137  発行年: 2016年04月 
JST資料番号: W1384A  ISSN: 2050-5698  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
マグネトプランバイトM型ストロンチウム六方晶フェライト,SrFe12O19は硬質磁性材料で強い磁性結晶異方性(MCA)を有しているので,様々な用途に使える可能性がある。最近,Sr及びFeサイトをLaとCoでそれぞれ置換すると,そのMCA性が顕著に増加することが,最適な化学組成比とともに報告された。Coサイトがこの異方性向上の主要因であると考えられている。実際にFeを置換したCoサイトの量を定量的に研究すれば,今後の改良の指針を得られる。通常のX線回折はCoとFeの原子番号が近いので区別が困難なうえ,Coの量が微小(0.7原子%以下)なので研究には適さない。これまでの研究では中性子線回折と拡張X線吸収端微細構造分析を用いており,大規模施設でなければ研究できない。我々は,透過電子顕微鏡(TEM)を用いて特性X線の強度を検出する,信頼性と確実性のある新規な研究方法を報告する。(結晶への)入射電子の入射角(ロッキング角,回転角)とともに結晶(格子)内の電子定在波の状態が変化する。エネルギー分散X線分光の重みづけを入射角に同期して変化させることにより,選択的にサイトからの特性X線放射を知ることができる。実験手順,統計及び理論解析,そして実験結果を述べる。この研究方法は不純物添加された普通の結晶の研究に適用でき,サイトばかりかサイト間の状態の研究にも使用できる。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
その他の構造決定法  ,  電子回折法  ,  構造決定法・回折結晶学一般 
引用文献 (36件):

前のページに戻る