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J-GLOBAL ID：201602219813257784   整理番号：16A0030764

バイオ燃料によるGHG(Greenhouse Gas)削減について

著者 (1件)： 西尾澄人 (海上技術安全研)
資料名： マリンエンジニアリング  (Journal of the Japan Institution of Marine Engineering)
巻： 51  号： 1  ページ： 61-65  発行年： 2016年01月01日 
JST資料番号： S0651A  ISSN： 1346-1427  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 地球温暖化の原因の一つは,大気中のCO₂濃度が関係し,その対策の一つとしてバイオ燃料の使用があげられている。本稿では,その理由を分かりやすく解説した。まず,バイオ燃料使用によるGHG削減の考え方について概説すると共に,温室効果ガス削減のために,使用燃料を30%削減して同じ出力を得るエンジンを作ることは容易ではないが,バイオ燃料を30%混合して使用することで同等の効果が得られるため,より現実的な対応策と考えられると述べた。次に,バイオ燃料は,利用目的にあう,液体燃料,気体燃料,固体燃料に変換または加工して使用されると説明すると共に,主な油生産型植物を紹介した。また,原料の栽培,輸送,燃料の製造など,バイオ燃料が製造されるまでに排出されるCO₂量を考慮に入れて評価するLCA(ライフサイクルアセスメント)による評価の研究を紹介した。最後に,主要国のバイオ燃料の利用動向について概説した。

シソーラス用語： 温室効果ガス ,  *生物燃料 ,  *地球温暖化 ,  液体燃料 ,  気体燃料 ,  固体燃料 ,  *ライフサイクルアセスメント ,  *内燃機関
準シソーラス用語： *CO2濃度 ,  *温室効果ガス削減 ,  利用状況

分類 (1件)： 生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y)

引用文献 (7件)：

• 1. 井熊,図解 よくわかる バイオエネルギー,(2004--1),150,日刊工業新聞社
• 2. 横山,持続社会へむけて バイオエネルギー最前線,(2001-4),167,森北出版
• 3. 湯川,バイオマス 究極の代替エネルギー,(2001-12),204,化学工業日報社
• 4. 横山,バイオマスハンドブック,(2002-9),422,オーム社
• 5. 平井,永富,IEEJ第34回研究報告・討論会資料,(2008-6)

タイトルに関連する用語 (2件)： バイオ燃料 ,  GHG