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J-GLOBAL ID:201602219856892149   整理番号:16A0366029

農地等の放射性物質の除去・低減技術の開発-農地土壌における放射性セシウム動態予測技術および拡散防止技術の開発-第1編 林地・農地における放射性セシウムの動態解明及び中長期的動態予測技術の開発 第1章 現地モニタリングによる農村における放射性セシウム動態の解明 3 畑地からの飛散,表面流去等による放射性セシウムの動態モニタリング(1)表面流去による放射性セシウムの動態モニタリング

著者 (4件):
資料名:
号: 553  ページ: 23-28  発行年: 2016年03月31日 
JST資料番号: S0070A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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(ア)2013年:東北農業研究センター福島研究拠点の黒ボク傾斜畑に土壌侵食モニタリング装置を設置し,裸地区,ダイズ栽培区及びカバークロップ区を設けた。7/22~12/25期間に流出した水,土砂を8回サンプリングし,流出した水量,土砂量及び放射性セシウム量を計測した。流出した水量は裸地区で1,380L(327m3/ha相当)となり,ダイズ栽培区及びカバークロップ区では裸地区の7割程度となった。また,流出した土砂量は裸地区で726g(173kg/ha相当),ダイズ栽培区ではその8割,カバークロップ区では3割と減少した。流出した放射性セシウム量は裸地区で1,060Bq(253kBq/ha相当),ダイズ栽培区ではその5割程度となった。カバークロップ区は裸地区の2割程度と,表面被覆により放射性セシウムの流出を防止できることを明らかにした。(イ)2014年:表面流去による放射性セシウム動態のモニタリングを継続した。その結果,2014年の1年間(15回サンプリング)に流出した水量は裸地区で2,529L(602m3/ha相当)となり,ダイズ栽培区及びカバークロップ区では裸地区の90%程度となった。また,流出土砂量は裸地区で10,448g(2,488kg/ha相当)となり,裸地区と比較するとダイズ栽培区では110%,カバークロップ区では4%程度となった。流出放射性セシウム量は裸地区で11,225Bq(2,673kBq/ha相当)となり,裸地区と比較すると,ダイズ栽培区では90%,カバークロップ区では2%程度となった。...(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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環境の汚染及び防止  ,  土壌管理 
引用文献 (2件):
  • 谷山一郎(2002)農林地からの土砂流出に伴うリン酸流出をモニタリングする.環境負荷を予測する-モニタリングからモデリングへ-.博友社,東京.pp.127-142.
  • 谷山一郎(1995)土壌侵食防止機能.環境保全と農林業.朝倉書店,東京.pp.39-55.
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