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J-GLOBAL ID:201602219963010590   整理番号:16A0160107

吸着樹脂を用いたりんごジュースからのパツリンの吸着熱力学と速度論【Powered by NICT】

Adsorption Thermodynamics and Kinetics of Patulin Separation from Apple Juice Using Adsorbent Resin
著者 (5件):
資料名:
巻: 46  号: 10  ページ: 304-310  発行年: 2015年 
JST資料番号: C2453A  ISSN: 1000-1298  CODEN: NUYCA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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中国は世界で最大のリンゴジュース製造者である。りんごジュース中のパツリンの高含量は,重大な食品安全問題を引き起こす可能性がある。吸着剤樹脂は高い吸着能に起因するパツリンを除去するリンゴジュース処理に適用されてきた。しかし,吸着樹脂を用いたりんごジュースからのパツリンの吸着熱力学および動力学研究は限られている。りんごジュース中のパツリンの吸着特性はLSA800B樹脂を用いて調べ,パツリンの含有量を減少させ,リンゴジュースの安全性を高めることを目的とした。その結果,LSA800b樹脂の吸着能(q_e)は温度の増加と共に減少することを示した。Freundlich等温式が吸着平衡を良好に説明できることが分かった(R~2>0.97)。自由エネルギー(ΔG),エンタルピー(ΔH),およびエントロピー(ΔS)の変化などの熱力学パラメータは3040及び50°Cで評価した。自由エネルギー変化(ΔG<0)の結果は,自発的な吸着過程および物理吸着を含むことを実証した。ΔH<0のエンタルピー変化は吸着が本質的に発熱であることを示した。速度データは擬一次モデルによって最も良く説明できた。Weber-Morrisモデルは吸着メカニズムは粒子内拡散によってのみ制限されなかったことを示した。LSA800樹脂を用いたりんごジュースのパツリン吸着のこの理論的研究の結果は,リンゴジュースの生産におけるパツリンの工業制御の基礎と成り得ることを提案した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
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果実飲料,加工飲料  ,  果実とその加工品 
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