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J-GLOBAL ID:201602219992006713   整理番号:16A0203526

新しい技術の利用 東アフリカの農業機械化がもたらす小規模稲作栽培農家の現状と課題

著者 (5件):
資料名:
巻: 38  号:ページ: 27-37  発行年: 2015年11月30日 
JST資料番号: J0432A  ISSN: 0387-3773  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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国際農林業協働協会(JAICAF)は,東アフリカにおける農業機械化の現状を調査するためウガンダ,タンザニア,エチオピアとケニアにおいて,農業機械化の実態調査や農業機械実証試験を実施した。ウガンダ,タンザニア,ケニアでは,コメの消費量が拡大しており,生産が消費に追いついていない。このような状況で,人力作業が多い小規模稲作農家では労働力が足りずに生産が拡大できていない。ウガンダの陸稲作の農家とタンザニアの水稲作の農家で耕うん機に実証試験を行った。労働生産性が14~19倍になり,耕うん機による機械化は,費用面から見ても耕地面積の拡大に貢献できるとみられる。耕うん機は,耕起だけでなく,播種機や除草機といった作業機や動力をつないでトウモロコシ脱穀機や揚水ポンプを利用,トレーラーを牽引して運搬作業に利用したと多様性もあり,副収入を得ている事例もあった。日本メーカーの製品は,中国製等と比較すると2倍以上の価格であるが,耐久性の高さや操縦の容易さが強みとされていた。東アフリカ諸国でも,担い手である若者は,人力による農作業を嫌がり都会に出てしまう。しかし,機械の仕事なら嫌がらないことから,機械化の普及,促進は重要である。
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分類 (2件):
分類
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圃場作業用機械  ,  農業経済,農業経営 
引用文献 (3件):
  • 九州大学伊東研究室,世界の食料統計, http://worldfood.apionet.or.jp/graph/index.html (アクセス日:2015年9月16日)
  • 前田耕一 1994,農業機械化発展史-行政施策の展開にみる-,農業機械化発展史刊行会,500p.
  • UN DESA, The 2015 Revision of World Population Prospects, http://esa.un.org/unpd/wpp/ (アクセス日:2015年10月13日)

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