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J-GLOBAL ID:201602220047445652   整理番号:16A0050155

階層的マクロ-ナノ多孔質構造を有するバイオ鋳型を用いた生体活性ガラス粒子とドラッグデリバリー能力

Bio-templated bioactive glass particles with hierarchical macro-nano porous structure and drug delivery capability
著者 (8件):
資料名:
巻: 135  ページ: 825-832  発行年: 2015年11月01日 
JST資料番号: W0541A  ISSN: 0927-7765  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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鋳型として花粉を用いた簡便ゾル-ゲル法により,階層的多孔質生体活性ガラス粒子(BGPs)を合成した。合成し花粉鋳型生体活性ガラス粒子(PBGPs)はマクロ-ナノ二重多孔質構造を示した。マクロ細孔(約1μm)は花粉の鋳型から継承されたが,ゾル-ゲル法の固有機構はナノ細孔(約9.5nm)を誘起した。PBGPsは大きな比表面積(111.4m2/g)および細孔容積(0.35/cm3/g)を有した。擬似体液(SBF)中に浸漬後,3日内でPBGPs上でのハイドロキシアパタイト(HA)形成を検出した。その大きな比表面積と細孔容積のため,PBGPsは非鋳型BGPsと従来式メルト誘導45S5 BGPsより多くのテトラサイクリン塩酸塩(TCH)を担持できた。さらに,リン酸緩衝生理食塩水(PBS)中でPBGPsは18h内での低い初期バースト放出(担持量の10%内)および6日までのニ階放出パターンを示す徐放を示した。抗細菌試験は,TCH担持PBGPsは5日内でTCHを放出し,放出したTCHは大腸菌に対する最小発育阻止濃度(MIC)に到達できることを確認した。MTTアッセイは72hまでのin vitro共培養後,PBGPsがのヒト肝細胞癌(Hep G2)細胞に対して非細胞毒性効果を有することを示した。本結果は生体適合性階層的マクロ-ナノ多孔質PBGPsが骨再生および局所ドラッグデリバリーシステム応用に対する可能性があることを示す。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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医用素材  ,  物理薬剤学  ,  ガラスの製造  ,  抗細菌薬の基礎研究 
物質索引 (1件):
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