抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本論ではアニメーションを用いた化粧方法の提示とユーザの表情変化に対応した化粧支援システムについて述べる。従来,化粧は女性がするものであり,多くの女性が目的に合わせて化粧を行ってきた。また,近年では女性だけでなく化粧を行う男性も増えつつある。一方で,化粧を始めるには化粧品の使い方や,化粧後の顔の印象を考慮しづらいといった問題がある。この問題を解決するために,本論では次の手法を提案する。化粧の方法をアニメーション用いて表示し,それをユーザの表情や顔の角度の変化に対応させる。ユーザの顔からリアルタイムに特徴点を検出する事で,ユーザの表情変化に対応したアニメーションや化粧後のイメージ画像を出力することが可能である。本論ではその手法を実装した化粧支援システムを開発し,10人の男女に化粧を行ってもらう評価を実施した。評価結果として,本論の化粧支援システムのアニメーションが参考になるという意見を8人から得た。(著者抄録)