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J-GLOBAL ID：201602220335601510   整理番号：16A0302904

バリューチェーン・アプローチ グローバル・フードバリューチェーンと国際協力

著者 (1件)： 板垣啓四郎 (東京農大 国際食料情報)
資料名： 国際農林業協力  (International Cooperation of Agriculture and Forestry)
巻： 38  号： 4  ページ： 2-8  発行年： 2016年02月29日 
JST資料番号： J0432A  ISSN： 0387-3773  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 最近,グローバル・フードバリューチェーンという用語がよく使われ耳にすることも多いが,本用語の定義やその意味する目的と内容をどう設定するかということについての十分な定説がない。しかし,現実には,農業生産部門を中心に関連する諸部門が相互に連鎖して利益を生み出す仕組みが出来上がっており,それがグローバル・バリューフードチェーンという動きとなっている。本稿は,グローバル・フードバリューチェーンの概念を再検討し,途上国のそれを機動的なものにして貧困の削減のために国際協力はいかにあるべきかにという点について論述した。

シソーラス用語： *国際協力 ,  社会問題 ,  付加価値 ,  生産 ,  農作物 ,  貯蔵安定性 ,  安全性 ,  市場経済 ,  発展 ,  *ネットワーク ,  *食品工業 ,  *企業経営 ,  食品安全性 ,  ステークホルダ ,  食料生産 ,  農産物 ,  グローバルなバリューチェーン
準シソーラス用語： グローバル・バリュー・チェーン ,  *フードバリューチェーン ,  海外展開 ,  食品産業 ,  貧困削減

分類 (3件)： 農林水産一般  (FA01010X) ,  農業経済,農業経営  (FB01020L) ,  食品一般  (FJ01010Y)

引用文献 (3件)：

• Deloitte Touche Tomatsu Limited 2013, The food value chain: A Challenge for the next century (フードバリューチェーン:次世代への挑戦(抄訳版)), https://www2.deloitte.com/content/dam/Deloitte/jp/Documents/consumer-business/cp/jp-cp-l-food-value-chain.pdf (アクセス日:2015年11月15日)
• Michael Eugene Porter 1985, Competitive advantage: creating and sustaining superior performance, Free Press, 土岐 坤・中辻萬治・小野寺武夫訳 1985,競争優位の戦略-いかに高業績を持続させるか,ダイヤモンド社,684p.
• 農林水産省 2014,グローバル・フードバリューチェーン,省内資料.

タイトルに関連する用語 (2件)： バリューチェーン ,  協力