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J-GLOBAL ID：201602220672215594   整理番号：16A1347550

ヒト皮膚の細菌叢の一時的な安定性

Temporal Stability of the Human Skin Microbiome

著者 (6件)： Oh Julia (Translational and Functional Genomics Branch, National Human Genome Research Institute, NIH, Bethesda, MD 20892, USA) ,  Byrd Allyson L. (Translational and Functional Genomics Branch, National Human Genome Research Institute, NIH, Bethesda, MD 20892, USA) ,  Byrd Allyson L. (Department of Bioinformatics, Boston University, Boston, MA 02215, USA) ,  Park Morgan (NIH Intramural Sequencing Center, National Human Genome Research Institute, Bethesda, MD 20892, USA) ,  Kong Heidi H. (Dermatology Branch, Center for Cancer Research, National Cancer Institute, NIH, Bethesda, MD 20892, USA) ,  Segre Julia A. (Translational and Functional Genomics Branch, National Human Genome Research Institute, NIH, Bethesda, MD 20892, USA)
資料名： Cell (Cambridge, Mass.)  (Cell (Cambridge, Mass.))
巻： 165  号： 4  ページ： 854-866  発行年： 2016年05月05日 
JST資料番号： A0707B  ISSN： 0092-8674  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 生物地理学と個性は,ヒトの皮膚の細菌叢の構造的および機能的組成を形作る。これらの要因が皮膚の微生物群集の安定性にどのように寄与しているかを調べるために,著者らは数ヶ月から数年間にわたって収集された長期的なサンプルからメタゲノム配列データを作成した。参照ベースのアプローチであるマルチキングダムを用いてこれらのサンプルを分析したところ,著者らは,皮膚が外部環境にさらされているにもかかわらず,その細菌と真菌,およびウイルスの集団は時間の経過に対して大きく安定していた。部位と個性,そして系統発生はすべて安定性の決定要因であった。足の部位は最も可変性があった。一方,個人は安定性が異なっていた。そして,一過性は真核生物ウイルスの特徴であり,コロニー形成における部位特異性はほとんど示されなかった。菌株および一塩基変異体レベルの分析は,個体が,環境から流布する微生物を再獲得するのではなく,維持することを示した。皮膚の細菌叢集団の長期的な安定性は,コロニー形成耐性に関する仮説を生成し,病状において観察される変化を探索する臨床研究に力を与える。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： ヒト ,  *皮膚 ,  *ミクロフローラ ,  安定性 ,  群集 ,  ゲノム ,  系統発生 ,  足 ,  ウイルス ,  真核生物 ,  塩基対置換
準シソーラス用語： メタゲノム ,  一塩基置換 ,  *細菌叢 ,  微生物群集

分類 (1件)： 微生物・ウイルス学研究法一般  (EG02010V)

タイトルに関連する用語 (4件)： ヒト ,  皮膚 ,  細菌叢 ,  安定性