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J-GLOBAL ID:201602220813113950   整理番号:16A0368512

低コスト・省力化,軽労化技術等の開発-自給飼料を基盤とした国産畜産物の高付加価値化技術の開発(育種)-第1編 食用米との識別性を有する多収飼料用米,TDN収量が高い飼料作物品種の開発 第2章 TDN収量向上と作付け拡大を可能とする飼料作物品種の開発 8 エンドファイトを活用した害虫発生源になりにくいイタリアンライグラス品種の育成

著者 (15件):
資料名:
号: 545  ページ: 105-109  発行年: 2016年03月31日 
JST資料番号: S0070A  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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(ア)カメムシ類に抵抗性を持つイタリアンライグラス系統の育成:前課題で選抜してきたNeotyphodium occultans感染系統より感染率等により2世代の選抜を行い,「那系32号」を育成した。「那系32号」の種子のN.occultans感染率は88%である。(イ)採種環境による種子のエンドファイト感染率の変動:同一圃場で採種したN.occultans感染個体からの種子の感染率は,1年目は35%(1番草のみ),2年目の1番草は81%,2番草は75%であり,年次による環境の違いの影響を大きく受けた。特に,冬季の低温や降雪の影響を強く受けてしまったと思われ,今後,採種に好適な栽培条件の検討が必要である。(ウ)エンドファイトの感染によるカメムシ類発生程度の影響の調査:N.occultans感染系統のNFL濃度は,カメムシ類の発生盛期までに,発生の抑制効果が得られる濃度に達し,発生盛期には非感染系統より発生数が有意に低くなる場合があるが,環境条件によりNFL濃度,感染率及びカメムシ類の抑制効果が変動する。(著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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生物的防除  ,  菌類による植物病害  ,  飼料作物,草地 
引用文献 (5件):
タイトルに関連する用語 (23件):
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