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J-GLOBAL ID：201602220831520603   整理番号：16A0559582

鉄道沿線で生まれる新たな価値 菜園事業「アグリス成城」にみる都市型グリーンライフの可能性

著者 (1件)： 近藤早映 (東大 大学院工学研究科)
資料名： 地域開発
号： 614  ページ： 33-36  発行年： 2016年07月01日 
JST資料番号： S0077A  ISSN： 0385-6623  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 「アグリス成城」は東京都と小田急電鉄による線路上空の覆蓋化で生じた人口地盤の活用事例で,駅前のクラブハウスと直線上に延びる5,000m²の菜園の総称である。自主事業はレンタルファーム事業とイベント・カルチャースクール事業である。都市型貸菜園としての特徴はサービス面の充実で,園芸道具を貸し出し,専門スタッフが常駐する。全工程をサポートするサービスは野菜栽培のスタートアップの場としての特徴を際立たせ,幅広い層に受け入れられている。フラワーショップが併設され都市型スローライフ・グリーンライフを提供する。波及効果として,私有地の緑化推進管理スキームの変革事例となり,駅ビル屋上の菜園化が増加している。ソフト面では子どもの食育に寄与している。鉄道会社が担う環境貢献の新しい形と評価できる。

シソーラス用語： *路線 ,  地下鉄道 ,  屋上 ,  人工土地 ,  *農地 ,  *貸出 ,  クラブハウス ,  東京都 ,  運輸業 ,  *経営管理 ,  市民参加
準シソーラス用語： 鉄道沿線 ,  市民農園 ,  アグリス成城 ,  小田急電鉄

分類 (2件)： 公園,造園,緑化  (RD04020Y) ,  鉄道輸送・サービス一般  (TC01010R)

タイトルに関連する用語 (7件)： 鉄道沿線 ,  価値 ,  菜園 ,  事業 ,  都市 ,  グリーン ,  可能性