抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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約20年前からラジオ放送で利用され始めた音声合成システムは,アナウンサーが居なくても情報が伝達出来る為に非常に利便性が高い。しかし,従来システムは,録音編集方式であり,肉声と同等な自然性は実現出来ない等の課題が有った。本論文は,新たに開発した株式市況音声合成システムでは,波形接続型音声合成を応用して,整数の数値音声により音声の途中繋ぎ合わせを研究した。具体的には,数値音声合成エンジンは,数値入力により,クラスタリングされた前後の値を考慮した桁に分割する。音声波形データベースを構成する為には,多量のテキストから読み上げるテキストを最小にするアルゴリズムを利用して,抽出した。合成音の自然性を,株式市況の放送を使用して,平均評価値,標準偏差を評価した。結果として,本手法の合成音の自然性は,十分高いことが分かった。