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J-GLOBAL ID:201602220907816467   整理番号:16A0203039

PPARγと自然免疫系は消炎を仲介する

PPARγ and the Innate Immune System Mediate the Resolution of Inflammation
著者 (6件):
資料名:
巻: 2015  ページ: 549691 (WEB ONLY)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U7010A  ISSN: 1687-4757  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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消炎は能動的かつ動的なプロセスであり,大部分は自然免疫系が仲介する。消炎は抗炎症作用の増大だけでなく,ホメオスタシスを回復するための免疫細胞のパラダイムシフトを意味する。リガンド活性化転写因子PPARγは,その抗炎症作用に関し長く研究されてきたが,現れつつある一連の論文は消炎の全ての段階におけるPPARγと(チアゾリジンジオン,プロスタグランジン,およびオレアノール酸を含む)そのリガンドの役割を調査している。PPARγは,好中球,血小板,およびマクロファージによる炎症促進性メディエーターの産生を抗炎症性メディエーターの産生へとシフトしうる。PPARγとそのリガンドは更に血小板や好中球の機能を調整し,それらの往来を減じ,好中球のアポトーシスを促進し,血小板-白血球相互作用を妨害する。PPARγはマクロファージの往来を変化させ,エフェロサイトーシスやファゴサイトーシスを増し,そして代替M2マクロファージ活性化を促進する。この受容体の,獲得免疫反応,特にB細胞に関する役割も存在する。これらの効果は,動物モデルにおけるCOPD,大腸炎,アルツハイマー病,そして肥満を含む複数の疾患状態の減弱に寄与する。最後に,消炎において非常に重要な役割を果たす新しい特殊化した炎症収束性メディエーターであるエイコサノイドは,消炎を促進するためPPARγの調整を通じて作用するかもしれない。このことはこの受容体の治療上の潜在能力に関するもう一つの刺激的な領域を提供する。
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分類 (2件):
分類
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生物学的機能  ,  生体防御と免疫系一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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