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J-GLOBAL ID:201602220967728339   整理番号:16A1260671

ターゲティングとpHセンシングのためのヒアルロン酸被覆ポリアミン/塩組織化ミクロスフェア

Polyamine/salt-assembled microspheres coated with hyaluronic acid for targeting and pH sensing
著者 (5件):
資料名:
巻: 142  ページ: 223-229  発行年: 2016年06月01日 
JST資料番号: W0541A  ISSN: 0927-7765  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ポリ(アリルアミン塩酸)/クエン酸三ナトリウム凝集体を作製し,さらに,クエン酸三ナトリウム上のカルボン酸サイトとポリアミン上のアミン基の間のカップリング反応により共有結合的に交差結合し,その上に,ポリ-L-リジンとヒアルロン酸を逐次的に組織化することにより安定なミクロスフェアを形成した。さらに,その上をpH感受性色素及びpH非感受性色素で標識化し,pHセンシング特性を有するミクロスフェアを作製した。さらに,これらのミクロスフェアはHeLa腫瘍細胞を特異的にターゲティングすることが可能であった。なぜなら,ヒアルロン酸が特異的に認識し,CD44,多くの腫瘍細胞上で過剰発現する受容体,に結合するためである。共焦点レーザ走査蛍光顕微鏡による定量的pH測定から,ミクロスフェアはHeLa細胞中に移行し,酸性コンパートメント中に集積していることが分かった。対照的に,NIH 3T3細胞表面には数個のミクロスフェアのみが付着しているだけであった。pHセンシング特性とターゲティング能が結合したミクロスフェアは細胞内移行後における標的化薬物キャリア輸送の理解のための洞察を深めることができる。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
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細胞生理一般  ,  抗腫よう薬の基礎研究  ,  コロイド化学一般  ,  高分子担体・触媒反応 
物質索引 (1件):
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