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J-GLOBAL ID：201602221045598849   整理番号：16A0239295

電子・電気材料/機能性材料および装置 光学機能性フィルムのシミュレーションによる設計と実験的検証

Electronic and Electric technologies (Advanced Materials and Apparatuses) Simulating Design and Experimental Verification of Optical Functional Films

著者 (6件)： 慈幸範洋 (神戸製鋼所 電子技研) ,  田尾博昭 (神戸製鋼所 電子技研) ,  川上信之 (神戸製鋼所 電子技研) ,  前田剛彰 (神戸製鋼所) ,  碇賀充 (神戸製鋼所) ,  吉田栄治 (神戸製鋼所)
資料名： R&D神戸製鋼技報  (R&D/神戸製鋼技報)
巻： 65  号： 2  ページ： 50-53  発行年： 2015年09月30日 
JST資料番号： F0164A  ISSN： 0373-8868  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 光学薄膜は,基板上に形成された薄膜による光の反射,吸収および干渉を利用することにより,分光物性が制御された薄膜である。所望の分光特性を得るために,光学定数の異なる複数の薄膜が重ねられた積層構造が採用されることが多い。本稿では,スパッタ蒸着により製造された光学機能フィルムとしてタッチパネル向け透明電極フィルム,およびウィンドウフィルムに対して膜設計を行った事例を紹介した。まず,この取組みで採用した光学設計技術について,光学解析法(積層膜としての反射率・透過率の計算),最適化(所望の光学スペクトルを得る各層の膜厚の最適化),以上を概説した。次に,タッチパネル(パターンを有するITOフィルムと酸化物層を有するPETフィルムの積層構造),ウィンドウフィルム(ガラス基板上の積層膜)の光学機能性フィルムに求められる機能と,それらの機能を実現するための薄膜積層構造設計,さらに設計に基づくサンプルの試作結果について解説した。

シソーラス用語： スパッタ蒸着 ,  透明材料 ,  光学的性質 ,  *光学設計 ,  機能材料 ,  パラメータ ,  構造設計 ,  *多層膜 ,  ポリエチレンテレフタレート ,  酸化インジウムスズ ,  酸化膜 ,  薄膜 ,  膜厚 ,  透過率 ,  反射率 ,  *板ガラス ,  透明電極 ,  スペクトル ,  *入力装置
準シソーラス用語： ITO ,  PET【重合体】 ,  タッチパネル ,  光学パラメータ ,  光透過スペクトル ,  窓ガラス

分類 (3件)： その他の応用  (NC06040B) ,  その他の建築部分  (RB03050S) ,  光の屈折,反射,分散,偏向,吸収,透過  (BD03020B)

引用文献 (5件)：

• H.A.Macleod. MACLEOD:光学薄膜原論.アドコム・メディア,2013,p.13-50.
• 小檜山光信.光学薄膜フィルターデザイン.オプトロニクス社,2006,p.1-61.
• 矢部博.工学基礎最適化とその応用.数理工学社,2006,p.140-150.
• G.Barrett et al.Information DISPLAY.2010,Vol.26,No.3,p.16-21.
• 中谷健司.電気ガラス.2011,45号,p.7-13.

タイトルに関連する用語 (9件)： 電子 ,  電気材料 ,  機能性材料 ,  光学 ,  機能性フィルム ,  シミュレーション ,  設計 ,  実験 ,  検証