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J-GLOBAL ID：201602221185463014   整理番号：16A1229234

金めっき接触部の高温劣化とコンタクトオイルの有効性

Degradation of Gold Plated Contacts under High Temperature and Effectiveness of Contact Lubricant

著者 (4件)： TAMAI Terutaka (Elcontec Consulting Inc., Chiba, JPN) ,  YAMAKAWA Masahiro (TETRA Co, Ltd., Aichi, JPN) ,  NAKAMURA Yuta (TETRA Co, Ltd., Aichi, JPN) ,  TAKANO Ichiro (Kogakuin Univ., Tokyo, JPN)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 116  号： 261(EMD2016 46-49)  ページ： 19-27  発行年： 2016年10月14日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： コネクタ接触部の微小化に伴う低接触加重化や経済性の観点からの金めっき層の薄膜化など解決を迫られる重要な問題が生じている。この解決策がコンタクトオイルの塗布である。接触部は製造工程のリフロー処理で高温度に曝される。この過程における接触抵抗の劣化は解明されねばならない課題である。この原因の1つは高温度化における添加元素や下地の卑金属の表面への拡散とその酸化である。他はオイルの熱分解である。この研究では接触抵抗特性の劣化を測定し,高温暴露でのSTM像の時間変化を観測した。さらに,清浄な金めっき面と高温度加熱した金めっき面とをXPSとAESで分析した。清浄金めっき面は加熱により接触抵抗特性が劣化したが,これはNi下地と金めっきへの添加剤のCoの酸化に起因することが判明した。しかし,オイル塗布の影響は認められなかった。コンタクトオイルの成分の変化はSTM像の変化から論じ,酸化被膜の成長は3乗則であることを明にした。(著者抄録)

シソーラス用語： *電気接点 ,  *面 ,  *金めっき ,  *油 ,  *曝露 ,  接触抵抗 ,  熱処理 ,  酸化膜 ,  走査型トンネル顕微鏡 ,  X線光電子分光法
準シソーラス用語： STM【顕微鏡】 ,  XPS ,  *オイル ,  リフロー処理 ,  *高温暴露 ,  酸化皮膜 ,  *接触部面

分類 (2件)： 電気接点  (NA05070V) ,  界面の電気的性質一般  (BM03081H)

タイトルに関連する用語 (5件)： 金めっき ,  接触部 ,  コンタクト ,  オイル ,  有効性