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J-GLOBAL ID:201602221319236756   整理番号:16A0932277

古紙からのエタノールの効率的なエタノール発酵から溶出された蒸留廃液の生化学的メタン・ポテンシャル

Efficient production of ethanol from waste paper and the biochemical methane potential of stillage eluted from ethanol fermentation
著者 (7件):
資料名:
巻: 48  ページ: 644-651  発行年: 2016年02月 
JST資料番号: B0898C  ISSN: 0956-053X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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古紙はセルロースを豊富に含み,エネルギー集約的な熱物理学的前処理を必要としないため,エタノール生産の供給原料として役立つ。本研究では古紙をエタノールへ変換するために,効率的なプロセスを開発した。酵素糖化を加速するため,硫酸により古紙スラリーのpHを4.5~5.0に調節した。古紙1グラム当たり40 FPUの酵素負荷による前糖化と同時糖化発酵(PSSF)はエタノール濃度が32 g/Lで91.8%のエタノールの収率,1時間当たり0.53 g/Lの生産性を達成した。古紙スラリーの2分割したバッチの供給により,酵素負荷を古紙1グラム当たり13 FPUまで削減するために流加回分PSSFを使用した。重量比で20%の古紙スラリーの供給はエタノール濃度を41.8 g/Lまで増加させた一方で,エタノールの収率を83.8%まで低下させた。エタノールの収率を改善するために,供給以前に前糖化を行い,45.3 g/Lの高いエタノール濃度,90.8%の収率,0.53 g/Lの1時間当たりの生産性に帰着した。エタノール発酵は古紙中のエネルギーの33.2%をエタノールとして回収した。エタノール発酵から溶出した蒸留廃液の生化学メタン・ポテンシャルは1グラムの揮発性全固形物当たり270.5 mLであり,蒸留廃液中のエネルギーの73.0%をメタンとして回収した。エタノール発酵とメタン発酵の統合はエタノールとメタンとして,合計で紙中のエネルギーの80.4%を回収した。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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廃棄物処理一般  ,  資源回収利用  ,  発酵生産一般  ,  生物燃料及び廃棄物燃料 
物質索引 (1件):
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