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J-GLOBAL ID：201602221474215010   整理番号：16A0366578

α型,β型,γ型Ga₂Se₃結晶の結晶化条件

Crystallization Conditions of α-,β-, and γ-Ga₂Se₃ Modifications

著者 (5件)： 匠正治 (福岡大 理) ,  服部憲幸 (福岡大 理) ,  山田太郎 (福岡大 理) ,  西村秀紀 (福岡大 理) ,  永田潔文 (福岡大 理)
資料名： 福岡大学理学集報  (Fukuoka University Science Reports)
巻： 46  号： 1  ページ： 13-20  発行年： 2016年03月31日 
JST資料番号： L4851A  ISSN： 0386-118X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： Ga₂Se₃のこれまでに報告されている相図の矛盾点を解決するために,Ga₂Se_3.04を様々な温度で熱処理し,その試料の同定を粉末X線回折法で行い,α型,β型,およびγ型のGa₂Se_3.04結晶変態を作製するための結晶化条件を調べた。α型は,Ga₂Se_3.04を融液状態から徐冷結晶化させることで作製でき,β型はα型を630°C以上での温度で熱処理することで作製できた。ただし,熱処理時間を1週間で終わらせるには,580°Cから630°Cの熱処理温度にする必要があった。γ型は,β型を750°C以上の温度で24時間以上熱処理すると作製できた。このγ型は600°Cから950°Cの温度領域で24時間熱処理しても他の変態に変わることはなかったが,950°Cの温度で1週間熱処理するとα型に相転換する可能性がある。

シソーラス用語： *ガリウム化合物 ,  *セレン化物 ,  化合物半導体 ,  *結晶化 ,  *構造相転移 ,  閃亜鉛鉱型結晶 ,  結晶構造 ,  温度 ,  熱処理 ,  空格子点 ,  単斜晶系 ,  斜方晶系 ,  温度依存性 ,  時間依存性 ,  X線回折 ,  セレン化ガリウム ,  熱アニーリング ,  熱処理温度 ,  粉末X線回折
準シソーラス用語： *三セレン化二ガリウム

分類 (2件)： その他の無機化合物の結晶構造  (BK07030J) ,  固相転移  (BL04020G)

タイトルに関連する用語 (3件)： 型 ,  結晶 ,  結晶化