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J-GLOBAL ID:201602221509212313   整理番号:16A1110924

GW150914のような連星ブラックホールの天体物理学的,あるいは宇宙論的起源を決定するためのPre-DECIGOによる決定的な証拠探し

Pre-DECIGO can get the smoking gun to decide the astrophysical or cosmological origin of GW150914-like binary black holes
著者 (15件):
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巻: 2016  号:ページ: ROMBUNNO.093E01 (WEB ONLY)  発行年: 2016年09月 
JST資料番号: U0548A  ISSN: 2050-3911  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Pre-DECIGO(DECihertzレーザ干渉計重力波観測)は,地球表面上の2000kmの軌道で回っている100kmの腕長を有する正三角形に配置される3機の宇宙探査機から構成される。打上日付は2020年代後半となるだろう。Pre-DECIGOには,1つの明確な目標がある:連星ブラックホール(BBH)様GW150914とGW151226である。Pre-DECIGOは,赤方偏移z~30まで,GW150914のような~30MΘ-30MΘ BBH合体を検出することができる。暗黒物質の0.1%のみがPBHを構成するとしても,累積事象率はz=30で~3×104事象yr-1であり,それはz=30でさらに増加している。BBHs様GW150914のPopI/IIモデル化では,累積事象率は(3-10)×5事象yr-1であり,それはz~6で飽和する。軌道精度,ドラッグフリー7技術,レーザ出力,周波数安定性と干渉計試験質量に関する必要条件を提示した。1Gpc(z~0.2)でBBHs様GW150914に対して,SNR~90が,0.01-100Hz帯におけるPre-DECIGOの定義で達成された。z≫1に対して,固定周波数帯に対する特有の歪振幅hcがz-1/6のようにに弱く依存するので,面近くのBBHsの~10%は,z~30(10)でさえもSNR>(7)をもつ。Pre-DECIGOは,GPOPIIIBBH,POPIIBBH及びBBHシナリオのようなBBHs様GW150の各種モデルを識別するために質量スペクトルと合体率のz-依存性を測定できる。Pre-DECIGOはまた,合体前の約1日で~0.3deg2の精度と~1sに融合時間精度でz=0.1のBBHsの方向を予測できる。その結果,電磁気フォローアップ観察のみならずその時間でさらに開発された地上ベースGW検出器が,日食のような,前もって合体の方向に準備できる。大きな赤方偏移z>10で~640MΘ-640MΘのような中間質量BBHsに対して,合体後の準正常モード周波数はPre-DECIGO帯内にある。その結果,リンギング尾もSNR~35でEinsteinの一般相対性理論を確かめるために検出することができる。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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重力理論の実験的試験及び観測 
引用文献 (67件):

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