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J-GLOBAL ID：201602221918581980   整理番号：16A0415833

2015年日本光学会の研究動向 6.量子光学,非線形光学

著者 (1件)： 清水亮介 (電通大)
資料名： 光学  (Japanese Journal of Optics)
巻： 45  号： 4  ページ： 130-132  発行年： 2016年04月10日 
JST資料番号： G0125B  ISSN： 0389-6625  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 日本光学会の研究動向は,日本光学会および光学における昨年1年間の光学の研究活動状況ならびに進歩発展について解説したものである。本報告では,量子光学,非線形光学の分野での研究活動を詳細に解説した。特に,量子情報通信,光量子回路,ナノ光ファイバ,マイクロ波量子光学などを取り上げた。また,量子情報技術への応用として,量子OCTを説明した。量子光学研究は,量子情報技術の進展と密接に関係し,最近では実用化を意識した研究へとシフトしている。超電導技術が量子光学研究の様々な領域で利用され,量子光学研究の進展に大きく寄与している。さらに,ナノフォトニクスと量子光学研究が融合した研究も着実に進展している。金属微細構造のプラズモン共鳴を使って微弱な非線形光学応答を増強する取り組みも行われている。

シソーラス用語： 光学 ,  学協会 ,  *技術予測 ,  レビュー ,  *量子光学 ,  *非線形光学 ,  通信方式 ,  光回路 ,  量子計算 ,  光ファイバ ,  マイクロ波 ,  光干渉断層計 ,  超伝導 ,  ナノ構造 ,  量子情報 ,  微細構造 ,  プラズマ共鳴
準シソーラス用語： ナノ光ファイバ ,  OCT【光学器械】 ,  *研究動向 ,  光量子回路 ,  量子情報通信

分類 (2件)： 量子光学一般  (BD04010X) ,  非線形光学  (BD05000T)

引用文献 (36件)：

• T.Sasaki et al.,Nature,509(2014)475.
• 武居弘樹他:秋季応物講演会(2015)15a-4D-13.
• H.Takesue et al.:Nat.Photonics,9(2015)827.
• R.-B Jin et al.:Sci.Rep.,5(2015)9333.
• H.Takesue et al.:Optica,2,(2015)832-835.

タイトルに関連する用語 (6件)： 日本 ,  学会 ,  研究 ,  動向 ,  量子光学 ,  非線形光学