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J-GLOBAL ID:201602222091607867   整理番号:16A1296669

モバイル機器の熱管理に対する相変化材料(PCM)に関する実験研究及び数値解析

Experimental and numerical study on phase change material (PCM) for thermal management of mobile devices
著者 (5件):
資料名:
巻: 98  ページ: 320-329  発行年: 2016年04月05日 
JST資料番号: E0667B  ISSN: 1359-4311  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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モバイル機器がより小型であるにもかかわらず,より複雑で高性能になるため,局所的領域での熱集中が問題になっている。近年,相変化材料(PCM)を用いた受動的冷却が,モバイル機器の熱管理方法として注目されてきた。PCMはその潜熱特性によって温度上昇率を低下させる。この温度上昇率における低下を「遅延効果」と呼ぶ。さらに,マイクロカプセル化したPCM(MPCM)は,溶融したPCMの漏れを防ぐために注目されている。本研究では,MPCM/ポリエチレン複合材料を含むPCMシートを,モバイル機器の熱管理のために調査した。すなわち,著者らは,単純にモデル化したモバイル機器に取り付けた高熱伝導シートを有するPCMシートを使用して一連の実験を行った。スマートフォンシミュレータの温度に及ぼす,PCMシートの質量,潜熱,熱伝導率,形状,そして高熱伝導率シートの影響を検討した。PCMの最適な寸法と形状を調べるために,PCMの相変化を考慮して有限要素解析(FEA)を行った。その結果として,PCMに及ぼす,PCMの遅延とPCMに付けた銅シートの効果有効性を実験により検証した。さらに,FEAは,高熱伝導性シートを有するPCMシートを使用することは,モバイル機器の熱管理に有利であり,PCMシートに対し最適条件を与えることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
相変化を伴う熱伝達  ,  移動通信 

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