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J-GLOBAL ID：201602222714361200   整理番号：16A1198920

凍結融解作用による損傷を考慮したRCはり部材の3次元非線形有限要素解析

著者 (4件)： 金澤健 (北大 大学院工学院) ,  佐藤靖彦 (北大 大学院工学研究院) ,  高橋良輔 (秋田大 大学院工学資源学研究科) ,  林田宏 (土木研 寒地土木研)
資料名： コンクリート構造物の補修,補強,アップグレード論文報告集  (Proceedings of the Concrete Structure Scenarios, JSMS)
巻： 16  ページ： 381-386  発行年： 2016年10月13日 
JST資料番号： L6941A  ISSN： 1346-7492  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,非線形FEMで用いられる種々の構成則に凍結融解作用による損傷を考慮し,損傷域の位置と深さが異なるRCはり部材の耐力・変形能・破壊形式を再現することを試みた。解析では,実現象の考察に基づき,凍結融解作用による初期ひびわれ導入を起点として,ひびわれ後のコンクリート構成則に損傷を考慮するアプローチをとった。結果として,圧縮域に損傷がある場合の耐力と破壊形式にはせん断剛性の低下が支配的であること,引張域に損傷がある場合には,鉄筋とコンクリート間の付着損傷が実挙動に支配的であることを明らかにした。(著者抄録)

シソーラス用語： *鉄筋コンクリート構造 ,  *梁 ,  *凍結融解 ,  *損傷 ,  非線形系 ,  有限要素法 ,  *数値解析 ,  規則 ,  残留強度 ,  *非線形有限要素解析 ,  構成則
準シソーラス用語： 残存強度

分類 (2件)： コンクリート構造  (RA04030A) ,  その他の建築部分  (RB03050S)

引用文献 (14件)：

• 林田宏,佐藤靖彦,小林竜太,吉田安寿:凍結融解作用により劣化したRCはり部材の非線形有限要素解析による構造性能評価,コンクリート工学年次論文集,Vol.35,No.1,pp.901-906,2013
• 林田宏,佐藤靖彦:凍害劣化域の大きさと位置に着目したRCはり部材の破壊性状,コンクリート工学年次論文集,Vol.34,No.1,pp.922-927,2012
• Hassanzadeh, M. and Göran F : Residual strength of the frost-damaged reinforced concrete beams, III Euro. conf. on com. mech., Jun.2006
• Hasan, M., Okayama, H., Sato, Y., and Ueda, T. : Stress-strain model of concrete damaged by freezing and thawing cycles, J. of Adv. Conc. Tech., vol. 2, No. 1, pp. 89-99, 2004
• 奥山英俊,佐藤靖彦,進藤邦雄,成田義昭:凍結融解作用により劣化したコンクリートの圧縮特性,土木学会第57回年次学術講演会講演概要, Vol. 57, No 5, pp. 1091-1092, 2002.9

タイトルに関連する用語 (4件)： 損傷 ,  RCはり ,  3次元 ,  非線形有限要素解析