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J-GLOBAL ID：201602222762639822   整理番号：16A0463802

動脈瘤性くも膜下出血と神経炎症:総合的な検討

Aneurysmal Subarachnoid Hemorrhage and Neuroinflammation: A Comprehensive Review

著者 (9件)： LUCKE-WOLD Brandon P. (West Virginia Univ. School of Medicine, WV, USA) ,  LOGSDON Aric F. (West Virginia Univ. School of Medicine, WV, USA) ,  MANORANJAN Branavan (Michael G. DeGroote School of Medicine, ON, CAN) ,  TURNER Ryan C. (West Virginia Univ. School of Medicine, WV, USA) ,  MCCONNELL Evan (Univ. Rochester Medical Center, NY, USA) ,  VATES George Edward (Univ. Rochester Medical Center, NY, USA) ,  HUBER Jason D. (West Virginia Univ. School of Medicine, WV, USA) ,  ROSEN Charles L. (West Virginia Univ. School of Medicine, WV, USA) ,  SIMARD J. Marc (Univ. Maryland School of Medicine, MD, USA)
資料名： International Journal of Molecular Sciences (Web)  (International Journal of Molecular Sciences (Web))
巻： 17  号： 4  ページ： WEB ONLY  発行年： 2016年04月 
JST資料番号： U7038A  ISSN： 1422-0067  CODEN： IJMCFK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 動脈瘤性くも膜下出血(SAH)は,血管痙攣や,認知低下,さらには死亡を含む致命的な予後に至りうる。現在,この生命を脅かす可能性のある傷害の治療選択肢は限られている。最近の証拠は,神経炎症が傷害の拡大および脳損傷において決定的な役割を果たすことを示唆している。赤血球の分解生成物は,血管痙攣および組織損傷を誘発する炎症性サイトカインの放出をもたらし得る。前臨床モデルは,動脈瘤破裂後の神経炎症の理解を改善するために首尾よく使用されている。このレビューの焦点は,神経炎症が動脈瘤破裂後の血管攣縮などの副次的予後とどのように関係するかの概要を提供し,クモ膜下出血の治療についてさらなる調査を保証する医薬品について批判的に議論することである。著者らは,動脈瘤破裂後に上方制御される神経炎症経路の簡潔な概要と,これらの経路が長期予後とどのように相関するかを提供する。動脈瘤破裂の治療は限られており,入手可能な医薬品はほとんどない。傷害の生化学的機構の理解の向上により,神経炎症を標的とする新規治療薬が開発されている。このレビューの最後のセクションでは,これらの新しい治療アプローチのいくつかを強調し,動脈瘤性くも膜下出血後の神経炎症を標的とすることが患者ケアを改善する理由を強調する。著者らは,動脈瘤性くも膜下出血の病態生理学,特に神経炎症性カスケードおよび無作為化臨床試験へのトランスレーションに関する継続的な研究を奨励する。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *くも膜下出血 ,  *動脈瘤 ,  *血管攣縮 ,  *脳血管障害 ,  *炎症 ,  *神経系疾患 ,  炎症性サイトカイン ,  病態生理 ,  ランダム化比較試験 ,  予後 ,  *製品開発 ,  *中枢神経系作用薬 ,  ヒト
準シソーラス用語： *治療薬開発 ,  *神経炎症 ,  長期予後 ,  *動脈瘤性くも膜下出血 ,  *動脈瘤破裂 ,  *脳血管痙攣

分類 (1件)： その他の中枢神経系作用薬の基礎研究  (GW03120U)

タイトルに関連する用語 (3件)： 動脈瘤性くも膜下出血 ,  神経炎症 ,  総合