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J-GLOBAL ID:201602222776490179   整理番号:16A1183328

脳転移におけるイオンチャンネル

Ion Channels in Brain Metastasis
著者 (5件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2016年09月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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乳房腫瘍,肺腫瘍,および悪性黒色腫は,脳への高い転移性を持っている。脳転移の進展は,腫瘍患者の予後を悪化させ,行える治療の種類を制限してしまう。腫瘍細胞の脳への転移は,上皮間葉転換,原発腫瘍からの脱離,血管内侵入と血液中での循環,血液脳関門を通しての血管外浸出,腫瘍転移ニッチの形成,および脳におけるコロニーの形成を含む連続的な過程に分けることができる。イオンチャンネルは,腫瘍細胞中で異常に発現することが確認されているが,細胞中では,腫瘍性転換,悪性進行,あるいは治療抵抗性を調整する。さらに,多くのイオンチャンネル調節因子が,薬物としてFDAで認可され,臨床的に用いられており,また,将来の抗腫瘍治療のための薬物候補と考えられている。本総説は,脳転移における様々な過程におけるイオンチャンネルの機能に関する現在の知見をまとめたものである。これらのデータは,電位依存性ナトリウムチャンネル,ATP放出性のチャンネル,イオンチャンネル型の神経伝達物質受容体,およびギャップ結合形成コネキシンを含む幾つかのチャンネルが,脳転移の異なる過程を妨害することを示唆している。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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腫ようの化学・生化学・病理学  ,  生物学的機能  ,  抗腫よう薬の基礎研究 
タイトルに関連する用語 (2件):
タイトルに関連する用語
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