抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
近年,産業用製品の小型化に伴い,個々の部品にも細かな欠陥個所の判定が必要となる中,その品質検査に高精細な検査が可能なのマイクロフォーカスX線発生装置が用いられるようになった。従来品に比べコストパフォーマンスに優れ,かつハイパワーなマイクロフォーカスX線発生装置を2点製品化した;(1)X線発生装置XKM01(焦点サイズ100μm):・100μmの焦点サイズでありながら,管電流は2mA,100Wまでの高出力に対応し,高輝度なX線画像の撮影が可能・ファンによる放熱機構を設け,インライン検査に組み込んでの連続運転が可能・幅広い取り付け姿勢に対応しており,下方向への照射はもちろん,横方向や上方向への照射も可能(2)X線発生装置XKM02(焦点サイズ30~55μm):・照射角が40°と広角になっているため,検査装置に組み込んだ差異に,照射範囲を確保しつつ拡大して撮影が可能・連続運転にも対応しているため,検査に要する時間の短縮が期待できる。また,従来のミリフォーカスX線発生装置では確認できなかった電子部品内部のワイヤボンディングの曲がりや断線の検査もXKM02を用いることで,鮮明な画像の確認が可能である。