抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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自動車メーカによる自動運転車両の市場への投入が近いと言われている。米国Google社の実験を代表として多くのメーカが凌ぎを削って研究開発中と言える。また,社会的にも渋滞の緩和,CO2排出量の削減,不注意による事故の防止と多くの効果に期待している。しかしながら,自動運転車両で事故がなくなるわけではない。避けられない事故は避けられないのである。そういった事故の責任の所在など法整備がまだできていないのが現状である。また,車の寿命は10年程度と考えると,徐々に自動運転車両が浸透するとして,新車がすべて自動運転車両であるという規制をかけたとしても,その規制後10年以上は自動運転とそうでない車両の混在環境が必ずある。そこで,本論文では混在環境における渋滞の削減を目標に自動車以外に交通手段の少ない地方都市の渋滞の一因である信号のないT字路をまずは例として,渋滞のモデル化を行い,混在環境で発生する問題をシミュレーションによって明らかにした。(著者抄録)