文献

J-GLOBAL ID：201602223452905485   整理番号：16A1185053

孤立高層建築の周りの風況に関するCFDシミュレーション

CFD simulation of the wind environment around an isolated high-rise building: An evaluation of SRANS, LES and DES models

著者 (2件)： Liu Jianlin (Department of Building Services Engineering, The Hong Kong Polytechnic University, Hung Hom, Kowloon, Hong Kong) ,  Niu Jianlei (Department of Building Services Engineering, The Hong Kong Polytechnic University, Hung Hom, Kowloon, Hong Kong)
資料名： Building and Environment  (Building and Environment)
巻： 96  ページ： 91-106  発行年： 2016年02月01日 
JST資料番号： C0858A  ISSN： 0360-1323  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 計算流体力学における適正な乱流モデルの選択は,都市計画における屋外微気候と温熱快適条件の正確な予測にとって重要である。本論では,孤立建築(アスペクト比1:1.2)の周りの風況に関する定常Reynolds平均Navier-Stokes(SRANS)RNGκ-εモデル,ラージエディシミュレーション(LES)モデルと分離エディシミュレーション(DES)モデルを比較した。計算パラメータの影響を解析した。3モデルでグリッド分割の密度,時間分割(Δt)そして無次元標本時間(t‘)を変えた。LESとDESモデルではΔtの0.005sまでの減少とt‘の288までの増加に影響された。3モデルによって予測された建物の上流側の平均速度場は風洞試験の結果とよく対応した。そして,LESとDESモデルは鉛直面と水平面における建物の下流側も側面の風況も実験結果ともっとよい一致を見せた。DDES(遅れ分離エディシミュレーション)モデルとLESモデルは後流域で同様な予測結果を示したが,DDESの精度はどのグリッド分割でも低かった。DDESモデルは平均流れ場を示すだけでなく,瞬間風況を示すことができ,屋外風況と温熱快適性の正確な予測に用いることができた。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *高層建築 ,  *物体の周りの流れ ,  風況 ,  計算流体力学 ,  流速分布 ,  *乱流モデル ,  ラージエディシミュレーション ,  アスペクト比 ,  Navier-Stokes方程式 ,  Reynolds応力 ,  要素分割 ,  時分割処理 ,  風洞試験 ,  測定データ ,  予測誤差 ,  *ハイブリッドシミュレーション
準シソーラス用語： RANSモデル ,  κ-εモデル ,  ディタッチドエディシミュレーション

著者キーワード (5件)： CFD simulation ,  High-rise building ,  Wind flow pattern ,  Turbulence model ,  LES and DES models

分類 (2件)： 局地循環,気流  (DC05090N) ,  物体の周りの流れ  (BC02040N)

タイトルに関連する用語 (3件)： 高層建築 ,  風況 ,  CFDシミュレーション