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J-GLOBAL ID：201602223725288591   整理番号：16A0894127

ICT農業とリモートセンシング

著者 (1件)： 野口伸 (北海道大学)
資料名： 日本ロボット学会誌  (ロボ學)
巻： 34  号： 2  ページ： 100-102(J-STAGE)  発行年： 2016年 
JST資料番号： Y0482A  ISSN： 0289-1824  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 日本の農業は農家戸数の減少と高齢化による労働力不足が深刻であり,農業の生産性と環境の両面への配慮が農業の持続性を維持するために不可欠である。この問題を解決する農法として,精密農業(PA)が提唱された。PAの基盤技術は,GPSに代表される衛星測位システム(GNSS),様々な空間情報をデータベースで管理できる位置情報システム(GIS),およびリモートセンシングである。本稿では,土地利用,植生,地質調査等に活用される衛星リモートセンシング,小麦圃場の時系列画像の取得を例に示したドローン利用による低層リモートセンシング,およびこれらを融合したリモートセンシングについて記述した。これらはICT農業の基盤技術であることを説明した。

シソーラス用語： *情報技術 ,  *通信技術 ,  *リモートセンシング ,  *農業 ,  *位置測定 ,  *位置情報 ,  *画像 ,  時系列 ,  *地理情報システム ,  *衛星航法 ,  *地質調査 ,  *植生 ,  衛星測位 ,  GNSS ,  精密農業 ,  *産業
準シソーラス用語： ICT ,  時系列画像 ,  GIS【地理】

著者キーワード (4件)： ICT Agriculture ,  Remote Sensing ,  Drone ,  Satellite Imagery

分類 (2件)： 航空機の運動性・安定性・操縦性  (QK02040A) ,  雑草に対する農薬  (FB06030F)

引用文献 (6件)：

• [1] 日本学術会議:提言/農林水産業への地球観測・地理空間情報技術の応用—持続可能な食料生産と環境保全—,2014.
• [2] N. Noguchi and J. O'Brien: “Remote sensing technology for precision agriculture,” Environment Control in Biology, vol.41, no.2, pp.107–120, 2003.
• [3] B. Su and N. Noguchi: “Agricultural land use information extraction in Miyajimanuma wetland area based on remote sensing imagery,” Environment Control in Biology, vol.50, no.3, pp.277–287, 2012.
• [4] R. Sugiura, N. Noguchi and K. Ishii: “Remote sensing technology for vegetation monitoring using an unmanned helicopter,” Biosystems Engineering, vol.90, no.4, pp.369–379, 2005.
• [5] S. Rasooli, N. Noguchi, I. Han-ya and K. Ishii: “Optimal vegetation indices for winter wheat growth status based on multi-spectral reflectance,” Environment Control in Biology, vol.51, no.3, pp.105–112, 2013.

タイトルに関連する用語 (3件)： ICT ,  農業 ,  リモートセンシング