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J-GLOBAL ID：201602223995875937   整理番号：16A1270483

横運動量依存フラグメンテーション関数に対するクォークジェット模型

Quark-jet model for transverse momentum dependent fragmentation functions

著者 (8件)： BENTZ W. (Tokai Univ., Kanagawa, JPN) ,  BENTZ W. (RIKEN, Saitama, JPN) ,  KOTZINIAN A. (Yerevan Physics Inst., Yerevan, ARM) ,  KOTZINIAN A. (INFN, Torino, ITA) ,  MATEVOSYAN H.H. (Univ. Adelaide, SA, AUS) ,  NINOMIYA Y. (Tokai Univ., Kanagawa, JPN) ,  THOMAS A.W. (Univ. Adelaide, SA, AUS) ,  YAZAKI K. (RIKEN, Saitama, JPN)
資料名： Physical Review. D  (Physical Review. D)
巻： 94  号： 3  ページ： 034004.1-034004.21  発行年： 2016年08月 
JST資料番号： D0748A  ISSN： 2470-0010  CODEN： PRVDAQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： クォークフラグメンテーション関数(FF)の記述のためには,クォークが中間子をカスケード生成する多重フラグメンテーション過程を考えなくてはならない。この論文では,偏極クォークのハドロン化を記述するために,以前の著者達のクォークカスケードに対する一般化積アンザッツを横運動量依存(TMD)FFに拡張することを考えた。このアンザッツは,積の各因子がTMDスプリッティング関数のどれか1つで,それらは有効クォーク理論を用いて計算される。簡単化のため,また明瞭さのため,インクルーシブパイオン生成の場合に限定し,クォークフレーバはSU(2)とした。積分方程式の具体的形を導き,TMDジェット模型における和則の正しさを解析的に実証した。この結果は,有効クォーク理論における数値計算によく適しており,偏極クォークハドロン化過程のモンテカルロシミュレーションに実装できる。

シソーラス用語： *フラグメンテーション関数 ,  ジェット【素粒子】 ,  シミュレーション ,  改変 ,  逐次反応 ,  カスケード反応 ,  モンテカルロシミュレーション
準シソーラス用語： *クォークジェット ,  ハドロン化 ,  *横運動量依存関数

分類 (2件)： ハドロンによって引き起されるその他の反応  (BF03100U) ,  強い相互作用の模型  (BF02040W)

タイトルに関連する用語 (3件)： 横運動量 ,  フラグメンテーション関数 ,  模型