抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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工場物流管理の基本は,物流をサービスとして取り扱うことである。直接的に付加価値を産まない物流は,極力小さくあるのが望ましい。しかし,物流としての最低限の仕事を実行するためのコストは必要である。工場における物流管理事務は,モノの運び方や配車手配,容器管理や運搬機器管理などの日常管理業務が中心である。しかし,物流を単純にコストとして捉えるのではなく,工場設計をする際には,物流サービスのレベルを定め,それに基いて実作業を行なわなければならない。例えば,工程設計で工程間を離してレイアウトを組めば,工程間運搬が発生する。生産計画以上に資材を調達すれば在庫が発生する。これらのムダな物流が発生しないようにする仕組みが求められる。このように,物流管理では,物流の発生源を管理することが,日常管理業務以上に大事である。