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J-GLOBAL ID:201602224326115450   整理番号:16A0564301

組み合わせ時効処理したCu-2.7Ti-0.15Mg-0.1Ce-0.1Zr合金の微細組織および特性

Microstructure and property of Cu-2.7Ti-0.15Mg-0.1Ce-0.1Zr alloy treated with a combined aging process
著者 (7件):
資料名:
巻: 650  ページ: 345-353  発行年: 2016年01月05日 
JST資料番号: D0589B  ISSN: 0921-5093  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Cu-2.7Ti-0.15Mg-0.1Ce-0.1Zr合金の圧縮特性改善のために,組み合わせ時効処理法を開発した。本処理は,高温における予時効,冷間圧延および低温における最終時効処理から成る。本プロセスで処理した鋼は,良好な電気伝導度および超高強度を示した。本合金に850°Cで2時間の溶体化処理,450°Cで8時間の時効処理,90%圧下率で冷間圧延,続いて400°Cで4時間の時効処理を施すと,硬度,引張強度,降伏強度,伸びおよび電気伝導度がそれぞれ340Hv,1035MPa,3.1%および20.1%IACSまで向上した。TEM観察結果から,予時効処理中にマトリックスとコヒーレントな関係を持つモジュール組織および規則配列Cu4Ti相が現れる事がわかった。冷間圧延を施すと,転位と析出物間の動的相互作用により緻密な転位壁が生成した。第2段階時効中に,ナノスケール析出物が予時効処理中に生成し,新しく生成したその析出物は冷間圧延中に生成した転位を効果的にピン止めし,回復および再結晶プロセスのポリゴン化を効果的に遅延させる。従って,第2段階時効処理を延長すると本合金の電気伝導度は,強度を損なう事無く増加する。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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熱処理技術  ,  変態組織,加工組織 
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