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J-GLOBAL ID：201602224416060419   整理番号：16A1060156

電弱1次相転移の探索における重力波測定と3重Higgs結合の間の相乗効果

Synergy between measurements of gravitational waves and the triple-Higgs coupling in probing the first-order electroweak phase transition

著者 (4件)： HASHINO Katsuya (Univ. Toyama, Toyama, JPN) ,  KAKIZAKI Mitsuru (Univ. Toyama, Toyama, JPN) ,  KANEMURA Shinya (Univ. Toyama, Toyama, JPN) ,  MATSUI Toshinori (Univ. Toyama, Toyama, JPN)
資料名： Physical Review. D  (Physical Review. D)
巻： 94  号： 1  ページ： 015005.1-015005.14  発行年： 2016年07月 
JST資料番号： D0748A  ISSN： 2470-0010  CODEN： PRVDAQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 電弱1次相転移(PT)は,国際リニアコライダ(ILC)のような将来のコライダでの3重Higgs結合の精密測定で検証が期待されるが,PTで生成された重力波背景スペクトルのeLISAやDECIGOなどの将来の宇宙空間干渉計による測定でも検証が可能である。本稿では,古典的スケール不変性がある場合とない場合の付加的アイソスピン1重項スカラー場を有する模型におけるPTの検証で上記2つの測定の相補性を議論した。2つの測定を組み合わせることにより電弱対称性の破れの背後の物理を探索することができることを示した。

シソーラス用語： 理論 ,  *電弱模型 ,  対称性の自発的破れ ,  放射補正 ,  *第一種相転移 ,  *初期宇宙 ,  スケール不変性 ,  有効ポテンシャル ,  Higgsボソン ,  e-e相互作用 ,  電子 ,  陽電子 ,  重心系エネルギー ,  100-1000GeV ,  *重力波【相対論】 ,  リニアコライダ ,  *重力波アンテナ ,  エネルギー密度 ,  Hubbleの定数
準シソーラス用語： バリオジェネシス ,  国際リニアコライダ ,  発展型LISA検出器 ,  DECIGO ,  密度パラメータ

分類 (3件)： 電磁場と統一ゲージ場  (BF02020A) ,  重力理論の実験的試験及び観測  (BA07040Q) ,  宇宙論  (DB07000D)

タイトルに関連する用語 (5件)： 1次相転移 ,  探索 ,  重力波 ,  3重 ,  相乗効果