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J-GLOBAL ID:201602224457576929   整理番号:16A0538047

赤道域のスーパークラスタの東進に関するNICAMの計算結果とpositive-only wave CISKを持つモデルの比較.Part2.単純モデルからのアプローチ

Comparison of Models Having Positive-only Wave CISK with the NICAM Outputs about Eastward Propagation of Super Clusters in the Equatorial Region-Part 2. Approach from a Simplest Model-
著者 (1件):
資料名:
号: 18  ページ: 17-27  発行年: 2016年03月31日 
JST資料番号: L6303A  ISSN: 1344-9842  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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第1部(Yoshizaki,2016)では,positive-only wave CISKを持つフルモデルを用いて,熱帯域の水平スケール約1000kmのスーパークラスタの東進特性を調べ,大気安定度の鉛直分布を実況に近くすると,もっともらしいtop-heavyな熱源分布で,じょう乱は東西に分かれ東進じょう乱が選択された。ここでは,理想化された対流圏の場でもっとも単純なモデルに鉛直方向のモード展開を適用し,線型および非線型の場合についてtop-heavyな熱源分布とじょう乱の伝搬特性を調べた。線型の場合,成長する擾乱の伝搬特性は,(i)一つの擾乱がゆっくりと西進するタイプと(ii)東西に二つに分かれて伝搬するタイプの二つに分かれた。しかしながら,東進する擾乱に相当する(ii)のタイプは,第1部でみたように‘非常に大きい’top-heavyな熱源分布のときだけあらわれた。それに対して,非線型にすると,(ii)のタイプの発生条件が緩くなった。非線型にすると,擾乱による温位の上層への輸送が起こり,top-heavyな熱源分布になるためである。実況に近い大気安定度や非線型の導入によりtop-heavyな熱源分布の条件が緩和したことから,複雑なモデルと実況に近い環境場を用いれば,東進特性は通常のtop-heavyな熱源分布でも発現すると期待される。(著者抄録)
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分類 (1件):
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大気大循環,熱帯気象 

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