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J-GLOBAL ID：201602224513398943   整理番号：16A0644324

コンクリート工事,コンクリート構造 中性子遮蔽コンクリートの技術改良 普通コンクリートの1.7倍の中性子の遮蔽性能を有するコンクリートの生産性を向上

著者 (3件)： 奥野功一 (安藤ハザマ 技術本部) ,  鈴木好幸 (安藤ハザマ 技研) ,  田中聖一朗 (安藤ハザマ 技術本部)
資料名： 建設機械施工  (日本建設機械施工協会誌)
巻： 68  号： 7  ページ： 66-70  発行年： 2016年07月25日 
JST資料番号： G0118A  ISSN： 2187-851X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 中性子は放射線の一種である。中性子の利用範囲はがん治療であるホウ素中性子捕捉療法や燃料電池の開発,材料ナノ解析,非破壊検査等,非常に幅広い。しかし,中性子は放射線の一種であるため十分に遮蔽した施設の中で用いる必要がある。一般的に遮蔽は厚い壁で構成されるが,遮蔽をコンパクトにすることにより狭い敷地にも施設が建設できる可能性が出てくる。このような背景のもと,中性子遮蔽性能を高めた中性子遮蔽コンクリートが開発された。しかし,このコンクリートは骨材の影響によるコンクリートの硬化遅延があった。そこで製造に係る技術改良を実施して遅延を改善し,従来品と比べて約5%のコストダウンを実現した。(著者抄録)

シソーラス用語： 遮蔽 ,  中性子 ,  *放射線遮蔽材 ,  骨材 ,  原価低減 ,  ホウ素 ,  砂 ,  *コンクリート ,  硬化促進剤
準シソーラス用語： コンクリート骨材 ,  中性子遮蔽 ,  *中性子遮蔽コンクリート

分類 (2件)： モルタル,コンクリート  (RA06042H) ,  建築物のその他の絶縁  (RB01036G)

引用文献 (6件)：

• A. N. Komarovskii, Shielding Materials for Nuclear Reactors, Pergamon Press (1961).
• 奥野功一,山田人司,薬研寺彰,放射線遮蔽用ホウ素混入コンクリートに関する研究,日本建築学会大会学術講演梗概集,2000.9.
• R.G. Jaeger et al, Engineering Compendium on Radiation Shielding, pp. 336-345, 1975.
• Kiyoshi Okada et al, A few experiment for Shielding Concrete (in Japanese) , Technical Annual Report for Cement, pp. 452-459 (1957).
• Harold S. Davis, High Density Concrete for Shielding Atomic Energy Plants, Journal of the American Concrete Institute, pp. 965-977 (1958).

タイトルに関連する用語 (7件)： コンクリート ,  工事 ,  コンクリート構造 ,  中性子遮蔽 ,  普通コンクリート ,  中性子 ,  遮蔽