文献
J-GLOBAL ID:201602224536894819   整理番号:16A1310697

釧路市丹頂鶴自然公園におけるUAVを用いたタンチョウGrus japonensisモニタリングの記録

A report on Red-crowned crane monitoring by unmanned aerial vehicle at Japanese Crane Reserve in Kushiro City
著者 (6件):
資料名:
巻: 41  号:ページ: 93-96 (WEB ONLY)  発行年: 2016年10月 
JST資料番号: U0233A  ISSN: 2187-0500  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
環境省レッドリストで絶滅危惧II類に指定されているタンチョウの個体数をモニタリングするため,タンチョウの生態に影響を及ぼす地上からの過度の接近が無く,低予算で行える無人機(UAV)の使用可能性を検証した。釧路市丹頂鶴自然公園において,抱卵期のつがいと産卵前のつがいを対象とし,無人機機体に内蔵されたカメラによる静止画及び動画の空中撮影を行った。UAVでの撮影映像より,高度100mからでもタンチョウを識別できた。実験初日の高度100mからのUAV飛行に対し,タンチョウは大きな警戒行動を示さなかった。実験2日目には,高度30mでUAVを飛行させても3個体は全くUAVに関心を示さず,残りの1個体もホバリングに大きく反応しなかったが,高度30mまで硬化させた際には,雄1個体の警戒行動が確認された。個体差はあるが,UAVによるタンチョウのモニタリングは,過度なストレスを与えず,一定の効果を得たことを証明できた。高度100mからの撮影画像では湿性林内の個体の輪郭がやや不鮮明であったことから,タンチョウへの影響に配慮し,初回は高度100mでUAVを飛行させ,タンチョウの警戒行動を緻密に確認しつつ,必要に応じて高度50mまで徐々に降下させることが適切であると考えられた。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生態学一般  ,  個体群生態学 

前のページに戻る