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J-GLOBAL ID：201602224552738734   整理番号：16A0671028

リグノセルロースバイオマスと重合体との触媒的共熱分解:重要なレビュー

Catalytic co-pyrolysis of lignocellulosic biomass with polymers: a critical review

著者 (4件)： Zhang Xuesong (Department of Biological Systems Engineering, Washington State University, Richland, WA 99354-1671, USA. [e-mail]) ,  Lei Hanwu ,  Chen Shulin ,  Wu Joan
資料名： Green Chemistry  (Green Chemistry)
巻： 18  号： 15  ページ： 4145-4169  発行年： 2016年08月07日 
JST資料番号： W2066A  ISSN： 1463-9262  CODEN： GRCHFJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 再生可能な化学物質および燃料の増加する需要は,石油由来化学物質および燃料に代わる代替原料の開発を必要とする。リグノセルロースバイオマスを持続可能な生物燃料の生産のための最も有望な原料と考えた。触媒的熱分解(CFP)は,バイオマスを高品質な生物燃料に直接的に転換し易い。しかし,高効率な触媒の存在下でさえ,バイオマスのCFPは,コークスを多量に生成するだけで,芳香族炭化水素は低収量で単に製造するだけである。CFPの水素の豊富な共反応物(例えば,廃プラスティック)の添加は,芳香族化合物の収量を大幅に向でき,コークスの生成を低くできる。触媒的共熱分解はまた,埋め立て地での廃棄ポリマー(プラスチックや廃タイヤ)の処理量を減らして,環境問題を解決し,さらにエネルギー安全保障を増大させる。この観点で,本稿は,原料の特性および入手し易さから出発して,非触媒的共熱分解の化学における現時点での理解,およびバイオマスとポリマーの様々のカテゴリーとの触媒的共熱分解の化学に焦点を当てて,いくつかの観点から触媒的共熱分解法をレビューする。バイオマスとポリマーとの非触媒的熱分解および触媒的共熱分解の両方に関する実験的研究に関する最近の進展もまた,液体収量および特性について強調してまとめる。加えて,反応速度論および現在の注目研究の展望もまた,レビューで示す。従って,本レビューは,触媒的共熱分解の注目に値する目標達成のハイライトおよび将来得られるのに必要なマイルストーンの両方を示す。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： *熱分解 ,  *バイオマス ,  *高分子廃棄物 ,  コークス ,  タイヤ ,  *社会問題 ,  反応速度論 ,  脱水反応 ,  脱水素反応 ,  開裂反応 ,  脱炭酸反応 ,  触媒反応 ,  触媒 ,  資源回収 ,  資源再生 ,  社会 ,  グリーンケミストリー
準シソーラス用語： ゼオライト触媒 ,  *リグノセルロースバイオマス ,  *環境問題 ,  *共熱分解 ,  循環型社会 ,  廃タイヤ ,  *廃プラスチック

分類 (4件)： 多糖類  (CF10054P) ,  高分子の分解,劣化  (CG03010A) ,  廃棄物処理  (YA01085W) ,  環境問題  (SA01020V)

タイトルに関連する用語 (5件)： リグノセルロースバイオマス ,  重合体 ,  触媒 ,  共熱分解 ,  レビュー