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J-GLOBAL ID:201602224905207424   整理番号:16A1062420

真空加圧焼成炉VESTAを用いた高純度窒化物蛍光体の合成

Synthesis of High Purity Nitride Phosphor Using a VESTA Vacuum-Pressure Sintering Furnace
著者 (8件):
資料名:
巻: 73  号: 1/2  ページ: 89-95  発行年: 2016年09月30日 
JST資料番号: F0302A  ISSN: 0371-005X  CODEN: SHHYAG  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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研究開発用途の真空加圧焼成炉VESTAを使った高純度窒化物蛍光体の合成について紹介する。原料である窒化カルシウムの仕込み量を化学量論比より増量して赤色窒化物蛍光体CaAlSiN3:Eu2+(CASN)を合成することで,発光強度を向上させることに成功した。窒化カルシウムの揮発特性は焼結助剤を含まない高純度のPBNるつぼを用いることで評価した。1400~2000°Cで合成したCASN試料中のCa量を定量した結果,加圧条件(0.9MPa)下においても焼成温度の上昇に伴いCa量が減少していることが明らかになった。Ca量の減少に伴うAlNの残存量は,化学量論比で合成した試料においては19.9mol%であったのに対し,Ca3N2を60mol%過剰に仕込んで合成した試料においては10.8mol%に減少し,発光強度は化学量論比の原料で合成した試料に比べて166%に増大した。したがって,揮発原料を過剰に加えて本来の反応に必要な窒化物原料を仕込むことで,より高純度な窒化物蛍光体が得られ,窒化物蛍光体がもつ本来の発光特性を発現させることが可能となった。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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塩  ,  無機化合物のルミネセンス 
引用文献 (28件):
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